2/9(月)、2/16(月)の両日、課題研究の校内発表会が行われました。
課題研究とは、文理科に設置されている講座で、後期より週1回行われ、各分野(数学、国語、英語、物理、化学、生物、体育、社会、音楽、家庭)に分かれて研究を行うものです。
今年のテーマは以下のようなものでした。
教科 | 名称 |
国語 | 現代文を読み、考え、表現する |
国語 | 「伊勢物語」を読む |
社会 | ※宿泊野外を深めよう |
数学 | 射影幾何 |
数学 | 高校入試を研究する |
物理 | 実験書を作成しよう |
化学 | 身の回りの高分子化合物 |
生物 | 生物実験領域 |
保健体育 | 運動部の「バイオメカニクス」的考察 |
保健体育 | 茨木高校「スポーツテスト日本一」に向けて |
音楽 | 音楽探求 |
英語 | 日本を英語で発信する |
英語 | 言語から文化を知る |
家庭 | 茨木宙いもプロジェクト |
※ 「宿泊野外を深めよう」はGLHS合同発表会にて発表する校内代表に選出されました。
これらの分野の中から、いくつかの班に分かれて、それぞれの班ごとのテーマを決めて半年間研究を続けました。その研究成果を発表するための機会が、この校内発表会です。
半年間という期間は、長いように思えても実際には極めて短く、時間に追われる中で各班とも苦労が見られました。思うように実験がうまくいかずに途中で大幅にテーマを変えた班もあれば、計画通りに進まずに、予定していた研究を断念した班もあったようで、それぞれの班の研究過程についても知ることができました。それぞれ、研究の方法や研究結果とその考察をしっかりとまとめて、素晴らしいプレゼンテーションを行っていました。質疑応答の時間では、学問的に踏み込んだ質問から技術的な質問まで幅広く質問がなされましたが、それでもきちんと生徒は答えることができていました。
この課題研究の中で培った技術・思考を、今後も生かしていって欲しいと思います。また、今回の反省をきちんと来年度に残し、来年度はさらに洗練された課題研究発表になることを期待しています。