3/10（火）、茨木市文化会館ユーアイホールにて、音楽会が行われました。これらは、芸術選択者による発表の場であり、音楽選択者、課題研究音楽選択者および有志による公演が行われました。
クラス合唱では、それぞれの団体が、動きや手拍子、ときには楽器演奏をつけた演出を施して、観客を楽しませていました。有志演奏も質が高く、また、課題研究音楽選択者によるミュージカル「CATS」、茨木高校吹奏楽部・音楽選択者・有志による交響曲第九番（Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125 / Beethoven）演奏は、圧巻の出来で、ホールは大いに沸き立ちました。
＜交響曲第九番指揮 2年 川端さんの言葉＞
私たち吹奏楽部が、第九の練習を始めたのは10月です。その頃は、曲を通すこともままならず、弦楽器の楽譜を管楽器で演奏する難しさ、この大曲を指揮することの難しさを痛感しました。さらに、今年は「第四楽章冒頭から演奏する」という新たな試みをしました。それはつまり、去年の経験をあてにせず、ゼロから音楽を創りあげるということでした。また、うたの指揮をすることも初めてで、器楽とはちがう間のとり方をソリストと一緒に何度も練習しました。
迎えた当日、本番直前は緊張で震えが止まりませんでした。演奏中の記憶もあまりありません。しかし、演奏を終えた後、先生方や先輩方に「良い演奏だった」と言って頂き、何とかやり終えたのだと実感が湧きました。
初めは、不安と課題だらけでしたが、今思うことは「指揮をさせて頂けて本当に良かった」ということです。とても貴重で、とても楽しい経験をすることができました。長い間指導してくださった先生方や先輩方、率先して合奏に協力してくれた合唱団、何度も私の練習に付き合ってくれたソリスト、いつも私を支えてくれた吹奏楽部。本当にありがとうございました。
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