上級救命認定講習会

 10月10日(土),10月24日(火)の2日間,本校生延べ62人が参加し,茨木消防署と久敬会館で「上級救命認定講習会」が行われました。
 この講習会は1年生保健の授業で学んだ「救急救命」をさらに発展的に学びたいと希望する生徒が自主的に参加して行われます。本校は特別に授業内容を認定講習時間に読み替えていただき、本来8時間の講習を4時間に変更して行って頂いています。参加者は昨年の48名よりさらに増えているので、生徒の関心の高さがうかがえます。内わけは1年生59名、2年生3名となっており、やはり保健の授業の延長ということで1年生の参加が多くなっています。年に1度しか行われない講習なので、復習・定着・技術の向上を求める2年生の参加がもう少しあっても良いのではないかと思います。
 内容としては、消防署の方々が指導内容を厳選し、生徒の能力に応じて、講義形式よりも実践・実習内容を増やして頂いたものになっています。授業でも行っている胸骨圧迫やAEDの使用に加え、運搬法実習や三角巾での止血法や固定法などが盛り込まれていたので、生徒達は大変満足していました。
 最後になりましたが、今回も授業読み替え・2回の講習会を実施していただいた消防署の方々に感謝申し上げます。

≪講習会の様子≫
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≪生徒の感想≫
 私がこの講習会を通して最も感じたことは、誰かが倒れてそのまま何も出来ずにその人が帰らぬ人となってしまうことだけは絶対に嫌だと思いました。そのようなことを起こさない為にも、今回の講習会は非常に有意義なものでした。心肺蘇生だけでなく、骨折の手当など幅広い知識を消防士の方から学ばせて頂きました。この知識を使うことが無いことを願っていますが、もし使わなければいけない時がきたら、焦らずに冷静に学んだ知識を活用して、人を助けたいと思います。お忙しい中、私たちにこの講習を設けて下さった消防士のみなさん、本当にありがとうございました。この経験を大切にしたいと思います。
                              
                                  1年 櫻井 幹太

 私は救急救命講習に2度目の参加となりましたが、やはり1年たつと三角巾の使い方など細かい所で忘れている部分がありました。だから今回の講習は去年より内容が濃くなっていた部分の知識を得ることができ、また復習ができたという部分でとても良い経験となりました。
 ある日突然襲ってくる緊急事態において今回学んだ知識と勇気を持って対応したいです。

                                  2年 風能 彩花