平成27年度 京都・大阪数学コンテスト

京都・大阪数学コンテスト2015 優秀賞, 敢闘賞受賞

9月13日、京都府教育委員会・大阪府教育委員会主催の「平成27年度 京都・大阪数学コンテスト」の表彰式が行われました。数学的資質を培う難問に挑む京都・大阪数学コンテスト(7月12日実施)で優秀な成績を収めた2年生の伊森 友樹君(優秀賞)、稲村 佑君(敢闘賞)、吉田 翔君(敢闘賞)の3名が受賞しました。以下は受賞した3名の感想です。

2年 伊森 友樹
今回のコンテストで私が挑戦した問題は総じて面白く、解き進めていって非常に楽しかったが、それには2つの理由が考えられる。
私は数学が好きなので、新しい未知の問題に触れることができたら興奮したり歓喜したりすることができるが、問題の中にはそのような私にとって新しい問題があったので、とても有意義な時間を過ごすことができた。
また、普段私達が学校で行うような数学よりも「考え、解決への道筋を発見する」といった部分が強調されていた問題が多かったように思われる。そのような問題は、解けても考えていても楽しいので、一般的になれば私達学生の数学の世界も大きく広がるのではないかと思う。
 私が数学(算数)に興味を持ったのは、非常に幼い頃であったと聞いているが、距離表やタクシーの料金に注目して面白がっていたらしく、不思議な「数学」を求め、理解しようという精神は変わらない。しかし、私達は大きくなるにつれて知識を増やし、世界に多く存在したはずの不思議は減っていく。すると、私達は未知の事柄を理解することが喜びであるという事実を忘れがちだ。私は数学を理解することで喜びを共有することができると、今回のコンテストに参加することで確信した。だから私はこのような面白い問題がより一般的になることを願っている。

2年 稲村 佑哉
数学コンテストに参加して、僕はとてもよい経験ができたと思っています。まず、普段の授業やテストではあまり出題されないような考える力が必要になる問題が多く、とてもやり応えがありました。また、表彰式では問題の詳しい解説や変わった解法などの紹介だけでなく、特別講義として京都大学の先生による高度な数学の講義も行われ、とても面白かったです。これからも数学にしっかり取り組んでいきたいと思います。

2年 吉田 翔
今回受けた数学コンテストは、見たことのないような難問揃いで、アプローチの仕方でもかなり苦しみました。今までの数学の知識を最大限に駆使し、わずかではありながら理解していくという喜びを感じることができました。3時間という長い時間ではありましたが、数学の楽しさを集めたようなコンテストだと私は感じました。