後期始業式

10月10日 後期始業式が行われました。
 前期期末考査が終わり、いよいよ後期の授業に入ります。
校長先生からは次のようなお話がありました。

 3年生のみなさんは、いよいよ大学入試が近づいてきました。自分を信じて、自らの思いを貫いて頑張ってほしいと思います。
 さて、19年前(1998年)、茨木高校は地域に開かれた学校としての取り組みである「茨高ほっとスクエア」を開始しました。「茨高ほっとスクエア」は、現在も「世界の屋台体験」などの取り組みとして、受け継がれています。
 取り組み開始の年の「文化公演」として、シンクロナイズドスイミング日本代表選手の方々に、本校のプールで演技を披露していただき、指導者として現在も活躍されている井村雅代氏のご講演をいただきました。当時は現在ほど「シンクロ」という競技が話題になっておらず、また、「シンクロ」の日本チームは1996年のオリンピックで銅メダルを獲得していましたが、金メダルは獲得できていませんでした
 井村氏を本校にお招きしたのは、日本がパース(オーストラリア)の世界大会で「銀メダル」を獲得した少し後でした。このとき、井村氏が「私たちは金メダルを目標に努力してきた。その結果として、銀メダルを獲得できたのです。もし、銀メダルを目標にしていたら、銀メダルはおろか銅メダルを獲ることもできません。」とおっしゃった言葉が非常に印象に残っています。みなさんにも、自分自身の金メダルをひたすら追いかけてもらいたいと思います。
 本日は二年生の課題研究の開講式、オータムセミナーに、本校28回卒業の九州大学の石野良純先生を講師としてお招きしています。世界的な研究者として活躍しておられる石野先生のお話を聴き、研究に取り組む姿勢を学んでほしいと思います。