A Visit from Assalaam High School

11月15日(水)、インドネシアのAssalaam Islamic Senior High Boarding Schoolから約40人の生徒を招いて学校交流を行いました。本校の1年生ボランティアスタッフ32名が対応し、有意義な時間を過ごしました。以下、生徒の書いた文章です。

 まず開会セレモニーを行い、インドネシアの皆さんを迎えました。その後、茨高生はソーラン節や体育祭のマスゲーム、応援団を披露しました。実際に体育祭の衣装を着て踊ったり、応援団では和太鼓を使用したりと、日本の文化や茨高の体育祭の雰囲気を少しだけ味わってもらえたと思います。インドネシアの皆さんは、「Saman dance」という伝統的なダンスや「Angklung」という楽器の演奏を披露してくださいました。Saman danceは、どんどんテンポが速くなっていき、1人がミスをしてしまうと全てが崩れてしまう難しいダンスなのですが、誰もミスをせず、一糸乱れぬ素晴らしい演技でした。Angklungは竹でできた楽器で、1つのAngklungで1つの音を奏でます。今回持ってきてくれたAngklungは、なんと自分たちで作ったものだそうで、私たちにプレゼントしてくださいました。
 各校の出し物が終わると、小さな班にわかれて学校見学・クラブ体験を行いました。茨高の校内を巡りながら、茶道部・剣道部・ダンス部の体験をしてもらい、たくさんのコミュニケーションをとることができました。
 学校見学・クラブ体験の後は、イスラム教徒の皆さんのため、礼拝の時間がありました。本校の視聴覚教室を礼拝の場所として設定し、見学もさせていただきました。礼拝を見学する機会はこれまでなかったので、貴重な経験となりました。
 その後、食堂へ移動してアクティビティを行いました。そのなかで、1人1画ずつ書いて漢字を仕上げる「リレー書道」に挑戦しました。インドネシアの皆さんは、「日本といえば書道!」といったイメージがあったらしく、とてもテンションが上がっていました。日本らしいことができて、喜んでくれたので嬉しかったです。
 この学校交流を通じて、改めてコミュニケーションを取ることの難しさを感じました。お互い英語が母語でない者同士で、話が噛み合わないことも多々ありました。それでも、身振り手振りや単語を並べることでなんとか通じた時には本当に嬉しかったです。もっと英語を頑張ろうと思うことができました。
 最後になりますが、Assalaam Islamic Senior High Boarding Schoolの皆さん、茶道部・剣道部・ダンス部の皆さん、先生方をはじめ、この学校交流に携わってくださったすべての皆さん、素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました。


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