国公立成績開示を送ってくれた77期生、ありがとう!

 本日より1日早く、3年生の前期中間考査が始まりました。

 さて、今春卒業した77期生に「国公立の成績開示が出たら、結果を教えてください」と、卒業式予行でお願いしたところ、64名の方が送ってくださいました。本当にありがたいことです。

 この2日間で、送って頂いたものと各大学の合格最低点を合わせたものを一覧表にしました。開示結果は大学によって形式が違うので、まとめるのは時間がかかりましたが、手打ちすることでわかったこともたくさんありました。大阪大学経済学部のA方式・B方式・C方式や、神戸大学経営学部が共通テスト上位30%を合格にするなど、細かいところは自分もあまりわかっておらず、大変勉強になりました。また、前期合格で入学手続きをした人も、中後期の受験結果の開示が出ることも初めて知りました。特に中期は受験者が多いのに、採点する人は大変だと思いました。まとめた開示結果は、3年生の懇談などで使っていただく予定です。

 また、今日は大阪公立大学の入試課の方が、進路指導室に来られました。

 医学部医学科のイベントは、めったに体験できないものです。知り合いから聞いたところ、公立大学付属病院は全国に数台しかない、直接患部を撮影できるMRIがあるそうです。最新の設備も見学できるかもしれませんね。医学科志望の人(今回は対象が2年生です)は、ぜひ参加しましょう。また、オープンキャンパスも6月12日にはHPで詳細がアップされるそうです。

 今回、来てくださった入試課の方は、私が初任のころ、大変お世話になった先生でした。とてもお話しやすい方なので、ついつい新キャンパス(森ノ宮)のことなどもグイグイ聞いてしまいました。9月下旬から新キャンパスでの授業が始まります。薬学系の大学院もできるそうです。2.3年後にはキャンパス直結の駅や、環状線の大阪城公園駅からの連絡通路、1000人規模のアリーナ...早く見てみたいですね。

 日ごろから生徒たちには、ネットの情報でなく、自分が直接聞いたり見たりすることが大切だと話しています。公立大の情報もネットではちょくちょく見ていましたが、今日お聞きした内容は抜け落ちていました。これから、各大学でも様々なイベントがあります。例えば、リハビリを志望している人にうってつけのイベントがこれです。

 私が高校生の頃(もちろん昭和です)は、オープンキャンパスなんて全くなく、受験する日に初めて大学を見るなんて、当たり前でした。ですから、大学の学ぶことのイメージも全くなく、「これが数学?」と面食らうばかりでした。それもそれでよかったかもしれませんが、少なくとも今はそういう時代ではありません。いろんなところに足を運び、自分で感じることが大切です。