80期生1年進路保護者会を行いました

 梅雨入りした昨日、1年生の進路保護者会を松原市文化会館で行い、雨の中、226家庭の保護者の方々がご参加くださいました。

 校長のあいさつに続き、私からは「進路の7割は1年で決まる」という題でお話させていただきました。本校の進路指導の軸を低学年に置いたいきさつ、そしてそれが少しずつ効果が見えてきていること、1年生の秋にかけての伸びが希望進路実現に大きく影響することをお話しました。文化会館は、スタッフの方が音響やパワーポイントの見え方などを細かく調整して下さり、とても話しやすかったです。

 次は学年進路の教員より「文理選択について」でした。

 単に「この学部に行きたいなら〇〇を選択」というような話でなく、「広げる」というワードが何度も出ました。「選択」=「絞る」のイメージがありますが、そうではなく、いろんなことをきっかけに自分の可能性を広げましょう、というメッセージが非常に印象的でした。この教員は、本校の進路保護者会初デビューだったのですが、とてもそうは思えない、なめらかで聞きやすいお話だったと思います。

 休憩後は、学年主任の先生のお話でした。

 学年主任のA先生は、今春卒業した77期生の学年進路主担をされ、今も学年主任をしながら進路指導部のお仕事もしてくださっています。80期生を全く教えていない私の話は「高校1年生の一般論」ですが、生徒と密に接している学年の先生のお話は生徒の実態を踏まえ、生徒に寄り添ったお話で、「これからいい学年にしていくぞ!」という気概を感じさせられました。

 私は自分の話の中で、自分の経歴と今まで勤務した学校に少しだけ触れました。それはかつての教え子さんが保護者の中にいたら嬉しいなあという下心があったのですが、終了後「先生に羽曳野高校で教えてもらっていました。あの時、先生はお腹が大きかったですね」と声をかけてくださる保護者がいらっしゃり、本当に嬉しかったです。妊娠していたときは心身ともに不安定でしんどかったのですが、生徒たちが優しく労わってくれたことを思い出しました。今週末の3年生、10月の2年生の保護者会でも懐かしい方と会えたらいいなあと思いました。