先週の土曜日14日に、3年生進路保護者会を行いました。先日の1年生に続いて、今回も強い雨でしたが、220家庭の保護者の方々がご参加くださいました。
ご参加くださった方々にはお話しましたが、このような説明会には、予備校の話を入れる学校が多いです。が、本校はそれをせず、進路指導部の教員だけで話をさせてもらっています。保護者の皆様の前でお話しするためには、日ごろからいろんな情報を得る必要があります。実際、進路部員は他校視察や研究会への参加、そして学校の中でも様々な勉強会を持っています。また、その上さらに、自分がまとめた情報をうまく伝える技術も要求されます。お風呂で喋る練習をする教員もいます。もちろん、100%うまくいった!と思うことはなく、反省点はたくさんありますが、それを次に活かして、さらにいい会にしていきたいと思っています。
さて、この日は校長先生の挨拶、私からの話の後、78期生を1年次から担任してきた教員からのお話でした。
学年進路1人目のI先生は、普段から非常に丁寧なお仕事ぶりで、この日も詳細すぎてわかりにくいデータを一目で見てわかる形にされていました。昨年の本校のデータでも、合格者の半数近くが5月段階ではE判定です。模試は志望を下げるために受けるのではない、という話が印象的でした。
また、今年度から共通テストがオンライン出願になる話もありました。学校では7月に一緒に出願のための準備(マイページ作成)を行います。
最後は、同じく学年進路のT先生の話でした。「不安に耐える」というタイトルで、これからの受験に向けての動き、そしてその時々の受験生の心の揺れを非常にうまくお話されました。
学年進路のI先生とT先生は、二人三脚でここまで学年の進路を引っ張ってこられましたが、タイプは全然違います。違うタイプの先生がコミュニケーションを取りながら進めることが出来る学年が、一番うまく指導できると私は思います。T先生は最後に、78期生の修学旅行での全体写真を写し「これが、受験でしんどい時も支えあえる、チーム生野、チーム78期だ」とおっしゃいました。最後まで、78期が一緒になって頑張っていける確信が持てた説明会でした。