公開授業研究協議

   

考査2日目、近隣の道には彼岸花が咲いています。生徒の皆さんが試験勉強に励んでいる頃、本校教員も勉強しました。パッケージ研修Ⅱの公開授業を受けての研究協議です。

   

ファシリテーターが本日の目標を提示し、グループになって授業の振り返りを行います。

   

まず授業者が授業を通してめざした学びについて説明します。テーブルには拡大コピーした授業計画と3色の付箋、マジックがあります。

   

3色の付箋を使い分けて教員が振り返りのキーワードを書きます。青はよかったところ、黄色は改善すべきところ、ピンクは今後の授業に向けての助言です。授業者も自分の授業を振り返ります。

   

   

それぞれキーワードを書いた付箋をグループで話し合って授業計画のところに貼っていきます。授業計画のどの部分に貼るか考えます。授業者に聞いて協議もします。教育センターの指導主事の先生方も見学してくださっています。

   

授業計画を中央に貼り、その周りに付箋やメモを書いたものをタブレット端末で写真を撮ります。

   

次に、新しい模造紙に縦横の線を引いて、授業の深まりと授業の協働作業の効果について付箋を貼りなおします。

   

付箋を移動させた模造紙を再び写真に撮ります。

   

最後に写真に撮った模造紙をスクリーンに映し、各グループがまとめのプレゼンをしました。この内容は教員間で共有し、2回目の研究授業に役立てるようにしていきます。英語の授業について協議しましたが、教科の枠を超えて「協働」「深い学び」について参加者一同、理解を深め、新たな課題も見えてきた非常に内容の濃い研修となりました。新しい研修の進め方、作業の進め方を私も学ばせてもらい、本当に実り多い時間でした。教育センターの指導主事の方からも「研修の中身が濃かった。若い先生だけでなく、ベテランの先生も入ることによって研修が深みが出た。」と感心しておられました。11月に第2回公開授業と研究協議を予定しています。一層充実した研修となるように努めます。教育センターの先生方、ご助言ありがとうございました。