イマージョンプログラム@オーストラリア
7月25日~8月4日の11日間、イマージョンプログラムとしてオーストラリアに行きました。その研修10日目の8月3日(水)に、参加者34人がクイーンズランド大学を訪問しました。現地で学ぶ日本人の方に案内してもらって、大学構内の散策だけでなく、農学分野の研究室を見学しました。
その研究室では、主に植物の免疫メカニズムについて分子レベルで調べていて、特にGタンパク質という名前のタンパク質の働きや、植物の病気を素早く発見するための方法についても研究されていました。
研究室の中では、様々な国籍の学生がともに研究活動を行っていました。見学した34人の生徒たちは、研究のために育てられている植物(シロイヌナズナやトマト)や、研究室内においてある機器など(マイナス80度の冷凍庫、遠心分離機、遺伝子組み換え操作するときに必要なPCR machine、ゲル電気泳動装置、細菌培養するための機械)を見て、初めて目にする実験設備や海外ドラマのワンシーンのような研究室の雰囲気に感心した様子でした。
この見学をきっかけに、海外の大学に興味を持った生徒もいて、参加した生徒たちの貴重な経験になったようです。