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同窓生・旧職員ら約200人が一堂に!三丘同窓会総会で心ひとつに

717日(祝)、スイスホテル南海大阪で三丘同窓会総会が行われました。ゲスト講演は元大阪ガス野球部監督の橋口博一氏(高38回)。ご自身が野球を始めた頃のエピソードから社会人野球大阪ガス監督時代のご苦労、阪神タイガースの近本選手との逸話まで90分があっという間に過ぎました。出塁したら貪欲にひとつ先の塁を狙うこと、盗塁に失敗しても選手を責めるのではなくチャレンジしたことを褒めること...。橋口さんの考え方は野球のみならず組織運営にも通ずる思考法だと思いました。いや、そればかりではないかも知れません。理想の生き方を示していただいたような気がしています。ありがとうございました。

 続く懇親パーティの最初は、ピアニストで、大学や音楽科のある高校で幅広く指導しておられる 裕子(高33回)さんのピアノ演奏でした。クラシック音楽の素晴らしい響きだけではなく、曲の時代背景やエピソードなどとても親しみやすい解説が興味深い時間でした。

 この日集まったのは直近の卒業生(高75回)から100歳近い大先輩まで約200人。懇親の場は昭和、平成、令和の各時代が混然一体となった不思議な空間でした。こんな多世代を楽しませる企画として"映画音楽イントロクイズ"を持ってきてくださったのは高34回の新谷さんでした。聴いたことがあるようなメリディでも映画のタイトルとなるとなかなか出てこないものです。同じタイトルでもシリーズが違うなど難問揃いでした。いよいよ記念撮影と言うタイミングで現れたのは何とドローンです。確かに、200人を同時に撮影するのは至難の業です。会場内の空中高かく舞い上がったドローンが集合写真を撮ってくれました。

 ゲスト講演を含めて3時間余りの中でたくさんの方々とお話させていただく機会を持つことができました。何度も聴いた言葉は「校長さん、役に立てることがあったら言うてくださいよ」です。三国丘高校は今も昔もこれからも卒業生の皆様の三国丘愛で支えられているんだということがよくわかりました。三国丘高校を受験しようかどうか迷っている中学生やその保護者のみなさんが、もし、このブログを読んでいたら、是非、三国丘高校を卒業した後のことにも目を向けてみてください。三丘同窓会には後輩たちをきょうだいのように、また我が子のように思う先輩がたくさんいます。そんな中で長い人生を送れることの幸せを感じることができれば、もう迷うことはないと思います。

 生徒がどんな人生を送るか、そんなことは誰にも予測できませんが、いつも幸せを願っている...そんな気持ちを忘れずに、三国丘高校をもっともっと素敵な学校にしていきたいとあらためて感じることができた一日でした。