7月24日(水)から26日(金)の2泊3日、物理体感校外学習を実施しました。参加してくれたのは、2年生1人と1年生19人の合計20人。憧れのJAXAを含むいろんな場所を訪問し、専門家の講義を受けるなど知的好奇心が刺激されまくる夢のような時間を過ごしたようです。 引率をしてくれた先生も、生徒の変化を強く感じ、ご自身も興味深い体験をたくさんされたらしく、詳細な報告をしてくださいました。以下、伺った...
2024年7月アーカイブ
三国丘高校がこのイベントに参加したのは、今回が初めてです。イベント名は「日経STEAM2024シンポジウム」。このイベントは日本経済新聞社大阪本社が主催するもので、日経STEAMプロジェクトとは「未来のデザインを描く原動力となる『人材』にフォーカスし、新たな価値を生み出す力を育むプロジェクト」だそうです。会場のATCホール(南港)には高校生、大学生がたくさん集まり、いろんなイベントが同時展開され...
演奏終了後、舞台裏に行きました。大きな楽器をトラックに積み込んでいるのは3年生でした。「お疲れさん!」と声を掛けたら「後輩たちが頑張ってくれました」と返ってきました。その瞬間"あーこれが三丘生だよなぁ"と嬉しくなりました。 先輩が率先して裏方の作業を買って出て、大汗をかきながら嬉しそうに働いている...しかもその姿が、とても自然に見えてしまう。これが、吹奏楽部の伝統なんだろうなぁと感心しました...
三国丘高校は、今年の夏も高校生模擬裁判選手権に出場します。今年のメンバーは、1年生6名、2年生2名の計8名の希望者です。少人数ですが、皆やる気に満ちた精鋭です。模擬裁判選手権出場は、三国丘高校の伝統と言い切って良いと思います。みなさん、まずは、下のリンクから、去年の記事をご覧ください。 これは注目! 模擬裁判選手権に向けて あり得ないくらい贅沢すぎる指導 - 校長ブログ (osaka-c.ed.j...
最近特に、校長ブログの反応を感じることがあります。ありがたいことです!昨日もそんな一日でした。時々、校長室にも顔を見せてくれる3年生が教えてくれました。彼はいつも私のブログを読んでくれています。その日も、私が書いた、夏期講習の記事を読んでくれたのでしょう...「校長先生、100人超えてる講習がありますよ!」と教えてくれました。それが、今日の11時から視聴覚教室ではじまるというのです。私は、どんな...
三国丘高校をめざしてくれている中3生のみなさん!受験勉強は進んでいますか?中学校や塾の先生からも受験対策のお話を聴くと思いますが『受験生への熱いメッセージ』は一味違います。その理由は、筆者が三丘生だということです。もっと言えば、このメッセージは、ちょっと先のあなたからのプレゼントだということです。今はしんどいかもしれませんが、明るい未来と自分自身を信じて乗り切ってください。 さぁ今日は、さらに...
先ほどは、3年生の講習をご紹介しましたが、頑張っているのは3年生だけではありません。これから紹介するのは2年生対象の数学の講習会です。まずは、その様子をご覧ください。 みんな真剣に問題を解いています。 そこで、読者のみなさんに問題です。この写真を撮ったのは何時何分でしょうか? 答えは、写真を拡大して、黒板の上の時計の針を読めばわかるのですが、午前8時3分です。実は、この講習会は、午前7時3...
まずは、写真をご覧ください。 視聴覚教室に入ったら、パイプ椅子の上に手作りの冊子がどさっと置いてありました。ただそれだけです。入口に講習の名称が書いてあるわけでもないし、受講に際しての注意事項が書いてあるわけでもありません。そんな視聴覚教室で、私が見た光景がコレです! 半端ない緊張感と集中力を感じました。集まっているのは全員3年生です。これぞまさに、三丘生の"本気"です。 「有機化学...
令和6年度新入生アンケート結果分析①では、第一志望率が極めて高かったこと(93.3%)や受験を決めた時期が早いこと(中3の夏までに55.5%)を報告しました。その上で、こんな結果が出るのは、三国丘高校に魅力を感じてくれている中学生が多いということだと分析したところです。 この流れを受けて、結果分析②では、その魅力とは何なのか...?という問いに挑みます。その材料になるのが「三国丘高校を受験した...
現在の1年生(令和6年度入学生)を対象とした、新入生アンケートの結果が出ました。 まず驚いたのは第一志望率! 「三国丘高校は第一志望でしたか?」という問いに対して「はい」と答えた率が、なんと93.3%でした。校長としての責任の重さに身の引き締まる思いです。 ただ、第一志望校ではなかったと答えた生徒も20人ほど入学しているので、この生徒たちにも、卒業時には必ず、三国丘高校に入学して良かったと思...
経験豊富な消防士さんを講師に迎え、救命救急講習会を開催しました。本校では、その年度に異動してきた教職員を対象として、保健部が救命救急講習会を行っています。本年度は新規採用教員2名を含む多数の教職員を迎えたため、大勢がこの講習会を受講することになりました。 講習は大きなスクリーンに動画を映しながら進みましたが、AEDが普及する以前に遡って編集された記録映像はリアルそのものでした。昔の方々の思いを...
7月19日(金)の午後、大阪府庁正庁の間で「高校生外交官プログラム」が行われ、GLHS10校から、本校を含む5校20名の生徒が参加しました。開始早々、各校のテーブルに米国の高校生(高校生外交官)が割り振られ、自然と交流が始まりました。 府職員が府政についての説明をした後、もずやん、ミャクミャクと一緒に知事が入場し、英語でご挨拶をされました。その後、司会者から高校生たちに「知事に質問はあり...
どこの学校にも名物先生というのはいるものですが、三国丘高校には凄い先生がいます。今日ご紹介するのは社会科(公民)の大塚先生です。このブログを読んでくれている卒業生なら、きっと今頃大きく頷いてくれていることと思います。誰もが認める、凄い授業をする先生です。とんでもない量の教材研究に裏打ちされた授業は生徒に圧倒的な支持を受けていますが、それだけではありません。今日は、大阪府教育センターから指導主事が...
夏休みには、各学年で夏期講習が行われます。2年生の夏期講習の一覧表が出ました。中学生のみんさんには、三国丘高校の夏休みのワンシーンを想像してもらいたくて、ブログに書くことにしました。 夏期講習は基本的に、受講を希望する生徒が申し込むスタイルです。講習の内容を表したタイトルと対象者を紹介します。 国語:「実践古文」 初見の古文を読み解いていく際のポイントを確認しながら、記述問題の演習を行います...
韓国の慶山高校は、毎夏に来てくれます。今年も今日(7月17日)に来校してくれました。慶山高校は男子校なので男子ばかりの20名。お迎えした三丘生は1,2年生38名、ほぼ全員女子です。初対面ですが臆することなく、新三丘会館(同窓会館)で昼食のお弁当を仲良く食べました。食後は、互いの国や地域、そして母校に関するプレゼンテーションです。慶山高校の生徒は本当に英語が上手です。プレゼンの中にクイズ(慶山市の...
これまでも何度かご紹介してきた、第78期(2年生)学年通信「燈火~ともしび~」の最新号が出ました。なんと、早くも第46号です!しかも、今回はB4サイズの用紙2枚に両面刷りの特大ボリューム!そこに書かれていたのは、学年団の先生方23人の「おすすめ本」でした。 せっかくですので、このブログを読んでくれている三丘生や中学生、更には、保護者の皆様にも、いくつかご紹介させていただきます。①おすすめしてい...
以下、7月9日(火)の三丘セミナーの報告です。実は、月に1日だけ、午前も午後も校外での会議に出席しなければいけない日があり、その日が昨日でしたので、三丘セミナーの記事を書くのは諦めていました。せっかく住友商事様にお越しいただくのに話が聴けないのは大ショックだったのですが、この三丘セミナー担当の首席が記事を書いてくれていました。 「校長ブログに使ってください」と言ってくれた時には感激しました。これ...
7月2日(火)に教員研修会を開きました。講師は、本校の探究活動の最大の支援者と言っても決して過言ではない、京都教育大学名誉教授の 村上 忠幸 先生です。村上先生に教えていただいた様々な理論やプログラムは、探究の授業CSの中核を占めています。 本日の研修は講義だけではありません。ワークも含めた実践的なものです。参加した教員はみんな楽しみながら、時には悩みながら受講していました。テーマは「探究を実...
今年の2月8日に「凄いぞ!府サッカー協会高校生選抜チームのメンバーとしてオランダ遠征が決定」というタイトルで校長ブログを書かせていただきました。今回は、その続報です。三国丘高校サッカー部の 岡田 瑛斗 さんが3月に参加した、大阪府サッカー協会主催の U-17オランダ遠征で4得点をあげる活躍をみせてくれました。 岡田さんが、この度発行された「報告書」に寄せた文章の中から、一部抜粋して紹介します。...
今日の「三丘セミナー」のテーマは"月の起源を解き明かせ!"。講師は、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室助教の 佐々木 貴教 先生です。宇宙物理学教室...なんて、いただいた名刺を見ているだけでも心がウキウキしてきそうな感じです。 私は、別の業務の関係で講義時間の半分くらい遅刻して参加したのですが、先生の話のほとんどが難しすぎてチンプンカンプンという感じでした。勿論、ひとつ一つの話は私のよう...
『受験生への熱いメッセージ』その1はご覧いただけたでしょうか?私には、どのメッセージもとても温かく感じます。中学生のみなさんよりちょっと先に、受験という道を通ってきた先輩の愛に満ちたメッセージだと思いました。 お待たせしました! 今日は『受験生への熱いメッセージ』その2です。今回は、私がみなさんの代わりにミルフィーユさんに質問する形でコメントをもらいました。お楽しみに! それと...記事を書...
今日(7月6日)の13時から、本校の視聴覚教室で、フィリピン リーダーシップ研修 の事前説明会が行われました。行程の説明や現地の大学(エンドラン大学/マニラ)との交流の内容、メンターとして大学生に助言をもらいながら進める探究活動とそのプレゼンテーションの話、現地での生活のこと、安全のことなどなど盛りだくさんの内容でした。 今年のフィリピン リーダーシップ研修の日程は8月3日(土)から10日(土...
2018年に、生命科学の分野で世界的な偉業を成し遂げた、立命館大学生命科学部の 石水 毅 教授にお越しいただきました。石水先生は、NHK Eテレの子供向け科学番組「ヴィランの言い分」にもご出演された著名な研究者です。しかも、先生は三国丘高校第41回の卒業生ですので、受講した生徒にとっては大先輩にあたります。生徒にとって、こんなに幸せなことがあるでしょうか。お忙しい中お越しいただけるのも母校だから...
視聴覚教室が満席になりました。今年の「三丘セミナー」で一番人気の講座です。講師は、大阪公立大学大学院経営学研究科教授の 上野山 達哉 先生。会場は開始前から熱気に溢れていました。テーマは「マネジメントの誕生:ひとを動かす2つの考え方」です。 三国丘高校では、よく、シェアード・リーダーシップという言葉を使います。リーダーは時と場合によって最適な人がつとめるのか良いという考え方です。「人を動かす」...
びっくりしたのは、期末考査の採点で大忙しのこの時期なのに、会場となった視聴覚教室に物理の先生が3人も座っていたことです。勿論、三丘セミナーは生徒のためのセミナーなのですが、この講演は、物理の専門家にも聴き逃せないお話しだったということになります。 講師は、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 教授の 三原 智 教授。テーマは「素粒子物理学と加速器、研究者としての歩み」です。三丘生の中...
三丘セミナーは、三国丘高校の教育の背骨のような存在です。高校時代にしっかり勉強して難関大学に合格する生徒は他校にもたくさんいます。中学生やその保護者のみなさんも、そんなことも考えて高校選びをするのではないかと想像します。しかし、本当は、その後のことこそしっかり考えなければいけないと思うのですが、どうでしょう? 冒頭からわかりにくいことを書いてしまいましたが、要するに高校を卒業して10年後のこと...