7月19日(金)の午後、大阪府庁正庁の間で「高校生外交官プログラム」が行われ、GLHS10校から、本校を含む5校20名の生徒が参加しました。開始早々、各校のテーブルに米国の高校生(高校生外交官)が割り振られ、自然と交流が始まりました。
府職員が府政についての説明をした後、もずやん、ミャクミャクと一緒に知事が入場し、英語でご挨拶をされました。その後、司会者から高校生たちに「知事に質問はありませんか?」と問われてすぐに挙手したのは三丘生だけでした。
質問は「大阪万博を通して高校生に期待することは何ですか?」 それに対する知事の応答を要約すると「ホンモノをリアルに見ることによって、世界にはいろんな価値観があるということを知ってほしい」という内容でした。このやり取りに続いて米国の高校生が次々と挙手し、質問を投げましたが、結局、この場面で質問をした大阪の高校生は本校の一人だけでした。こんな場面でも率先して質問できる三丘生は頼もしいと思いました。
この後、知事を囲んで記念撮影をさせてもらいました。
休憩を挟んで、いよいよディスカッションです。三国丘高校のテーマは「アメリカ合衆国と日本の社会保障の違いについて」。本校を代表する4人は、伝えたい内容を事前にスライドに纏め、アメリカの高校生たちに1枚1枚丁寧に(英語で)説明しました。準備が行き届いていてわかりやすい説明だったと他校の引率の先生に褒めていただいたそうです。日本語で説明するだけでも大変なテーマだと思いますが、英語でも高い評価を得たことは、自信にして良いと思います。よく頑張ってくれました!
正庁の間には、これまでも著名な方々が招かれてきました。コンサートや人形浄瑠璃、落語会なども開催された、謂わば大阪府庁のレセプションルームです。そんな部屋で有意義な時間を過ごせたことは貴重な想い出になったと思います。
海外研修や国際交流の機会が多いのは、三国丘高校の特長の一つです。グローバルな時代を生きる高校生にとって英語で話す機会が多くなるのは当たり前のことです。中学生や保護者のみなさんには、高校選びの条件の一つと考えていただければ嬉しいです。