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「模擬裁判選手権」で快挙! 近隣府県の並み居る進学校を抑えて準優勝

 「模擬裁判選手権関西大会」には、毎年チャレンジしていますが、今年はなんと過去最高の準優勝です。担当の大塚首席(社会科/政治経済)が寄稿してくれました。

 今年も模擬裁判選手権関西大会が大阪地方裁判所で行われました。本校からは準備の段階を含め7名の生徒がこの模擬裁判に参加しました。出場校は奈良高校、洛南高校、神戸女学院など、関西を代表する名門校ばかりです。本校は午後の部で弁護側として、大阪星光学院と対戦しました。

 最後の弁論では、パワーポイントや模造紙を駆使し、被告人を有罪とするには疑いが残ることを、制限時間12分をフルに使って論理的かつ丁寧に説明しました。その結果、終了後の表彰式では見事「準優勝」をいただきました。粘り強く被告人を有罪と断定できない点を主張したことが、高く評価されたのだと思います。このような成果を得られたのは、生徒の皆さんの努力はもちろんのこと、最後まで丁寧にご指導くださった大阪弁護士会の中野先生(本校卒業生)と貝藤先生のご尽力のおかげです。心より感謝申し上げます。

 今回の取り組みは、生徒の皆さんにとっては、法や正義について深く考える貴重な経験となったと思います。今後もこの経験をいかして、さまざまな場面で活躍してくれることを期待しています。 

 

 文中にもあるように、大阪弁護士会の二人の先生方の指導は大きな力になりました。こんなところでも「ホンモノの力」に助けられているというのが、三国丘高校の強みだと思います。特に、中野先生は本校の卒業生ですので、伝統の重みを感じます。お二人の先生に心から感謝申し上げます。

 私は、様々な機会に中学生や保護者のみなさんに「三国丘高校は真のリーダーを育てる学校です」と申しあげています。そして、真のリーダーを育てるためには「ホンモノに出会う経験が不可欠だ」と言い続けています。NASA研修やオーストラリア研修、フィリピン研修などの海外研修、大阪大学病院での医療体験や三丘セミナー...などなど数え上げればきりがありません。この模擬裁判選手権への参加も「ホンモノに出会う経験」のひとつです。

 今回大きな成果を挙げてくれた6人の中には、将来弁護士になることをめざしている人がいるとききました。その人にとっては、自分が描く未来に向けて最初の一歩を踏み出したことになります。一方で、このチームの中には理系選択の生徒も含まれているそうです。全然畑違いの分野でも成果を残すことができるのが三丘生の凄いところです。幅広い活躍をするためには、必要なことだと思います。

 今回の成果が、それぞれの夢に向かって進む7人に弾みをつけてくれることを願っています。

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