三国丘高校で「CS」と言えば、Creative Solutions の略。探究の授業の名称です。1年生対象のCSは「CSⅠ」、2年生対象は「CSⅡ」、3年生対象は「CSⅢ」と言います。今回は「CSⅠ」担当の化学の先生から投稿をいただきました。「CSⅠ」のミニ探究が面白そうですよ!1年生の真顔をご覧ください。


三国丘高校の教育の柱の1つであるCSの取り組みですが、2年生で自分たちの興味関心に基づいて研究していくことから、1年生では、その基礎となる力をつけるため、週に1回様々なプログラムに取り組んでいます。その最後の仕上げが、「ミニ探究」です。5人のグループにわかれ、自分たちで普段疑問に思っていることについて、調査や実験といった手法で探究し、その結果を発表します。
2年生の本番とは異なり、授業としては3時間ほどしか調査や実験の時間が取れないので、午前中授業の午後を活用して取り組んでいます。ほとんどの生徒がクラブに所属しているため、様々なクラブに所属している生徒が時間を調整して調査や実験に取り組むのは本当に大変ですが、座学の授業では得ることのできない貴重な経験が得られます。
どの生徒も、とてもたのしそうに実験しています。この経験が来年のCSⅡや普段の学習へのモチベーションにつながっていきます。
ちなみに、この中の一つの班はアイスの種類の溶けやすさという実験を行っています。アイスと一言にいっても、ラクトアイス、アイスミルクなどがあります。油が多いアイスの方が溶けやすいといわれるけど、本当なのか?それぞれのアイスを持ってきて油を入れて、どうなるかを実験しています。その取り組みの様子の写真を撮ったので、送ります。校長ブログで取り上げてもらえたら、生徒も喜ぶと思います。
2年生のCSⅡの実験の写真もアップしてきましたが、気のせいか、今回の1年生の写真は、どこかぎこちなくて、それが初々しい感じがします。先輩の背中を追って、探究の授業に真摯に取り組む姿に、三国丘高校の伝統を感じます。三国丘高校を志望してくれている中学生のみなさんは、今こそ、このブログを見るべきです。これが1年後のあなたの姿なのですから...。モチベーションを上げて、受験勉強、頑張ってください!(寒いから、風をひかないようにね!)