• トップ
  • 2024年
  • 7月
  • みんなで掴んだ銀賞は三国丘の誇り!第63回大阪府吹奏楽コンクール南地区大会

みんなで掴んだ銀賞は三国丘の誇り!第63回大阪府吹奏楽コンクール南地区大会

 演奏終了後、舞台裏に行きました。大きな楽器をトラックに積み込んでいるのは3年生でした。「お疲れさん!」と声を掛けたら「後輩たちが頑張ってくれました」と返ってきました。その瞬間"あーこれが三丘生だよなぁ"と嬉しくなりました。

 先輩が率先して裏方の作業を買って出て、大汗をかきながら嬉しそうに働いている...しかもその姿が、とても自然に見えてしまう。これが、吹奏楽部の伝統なんだろうなぁと感心しました。

 毎日毎日寸暇を惜しんで練習している姿を見てきましたので、吹奏楽部員にとって、この本番がどんな意味を持っているのか自分なりに理解しているつもりで会場(フェニーチェ堺)に入りました。南地区の高等学校の部A組に出場した学校は9校。出番は8番目でした。課題曲に続いて演奏したのは、『《地球》「トルヴェールの惑星」より』。指揮は、いつも熱心にご指導いただいている鈴木陽平先生です。私のような素人が贔屓目に見ている分を差し引いても、三国丘高校吹奏楽部の演奏は本当に素晴らしかったと思います。大迫力に魂が吸い取られそうな気がしました。

 部員にとって、銀賞という結果は、目標達成とは言いにくいのかもしれません。しかし、その努力の価値には胸を張って良いと思います。

 このコンクール予選が行われた日の前日にあたる日曜日に、阿倍野区でPTA連合会主催の合同学校説明会がありました。学校毎にセットされたブースでたくさんの中学生とお話ししましたが、その中に中学校で吹奏楽部に所属する、とても明るい女子生徒がいました。三国丘高校を志望する理由を訊くと、ニコニコ微笑みながら「吹奏楽部に入りたいからです!」と元気に答えてくれました。さらに「どうしてそう思うの?」と訊いてみると「去年の秋に三国丘高校であった学校説明会に参加したとき、目の前で演奏を聴いて、三国丘高校の吹奏楽部に入るって決めました!」と力強く答えてくれました。

 歴史は引き継がれていきます。今回は金賞を逃して、残念な思いをしている部員がいるかもしれませんが、吹奏楽部の伝統はちゃんと引き継がれています。このブログをご覧のみなさん!今回の吹奏楽部の頑張りに、是非、大きな拍手を送ってあげてください。

カレンダー

2025年4月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30