こんな贅沢ある...? 高校生模擬裁判選手権 勉強会

三国丘高校は、今年の夏も高校生模擬裁判選手権に出場します。今年のメンバーは、1年生6名、2年生2名の計8名の希望者です。少人数ですが、皆やる気に満ちた精鋭です。模擬裁判選手権出場は、三国丘高校の伝統と言い切って良いと思います。みなさん、まずは、下のリンクから、去年の記事をご覧ください。

これは注目! 模擬裁判選手権に向けて あり得ないくらい贅沢すぎる指導 - 校長ブログ (osaka-c.ed.jp)

ホンモノに出逢う夏!模擬裁判選手権関西大会で学んだことは財産 - 校長ブログ (osaka-c.ed.jp)

 今年もこの季節がやってきました。高校生模擬裁判選手権の本番は83日(土)です。直前にあたる723日(火)には、3名の先生方にお越しいただいてご指導していただきました。この3名の先生方がなんと、現職の法曹三者です。弁護士(裁判官から弁護士職務経験中)の中野先生、検察官の秋葉先生、弁護士の城使先生が本校のご担当となり来校いただくことになりました。高校生模擬裁判選手権の主催団体は日本弁護士連合会ですが、それにしても、超お忙しい中、1校に3名の"司法のプロ"を講師として招聘するなど、普通では考えつくこともない贅沢です。実は、この方々による指導は、今日が初めてではありません。過日お越しいただいた際もご挨拶させていただきましたが、生徒のことを褒めていただきました。去年の出場生徒は全員1年生だったにも関わらず、みんなよくがんばって、関西大会まで進出しましたが、今年も期待できるんじゃないかと思っています。みなさん、注目してください。

 ご指導いただいている様子を見学に行きましたが、教室に入った瞬間聞こえてきたのは先生方の声でした。その時私が感じた印象を一言で表すとしたら「本気」です。高校生に説明しているという感じは全くなく、本気で対峙してくださっているのがよくわかりました。我々教員の感覚で言うと、先生が生徒にではなく、教育実習生に指導している雰囲気です。私が知らない単語が飛び交っていました。

 昨年度に引き続き、本年度も、ご指導いただく先生方の中に本校の卒業生がいらっしゃいます。北浜法律事務所(裁判官から弁護士職務経験中)の中野先生です。高校生模擬裁判選手権の担当をしてもらっている大塚首席に訊いたところ、この選手権に出場して裁判や司法に興味を持ち、法学部や法科大学院に進学する三丘生もいるとのことです。近年でも、難関の司法試験予備試験を学部在学中に突破した卒業生もいたとのことです。もしかしたら、参加した生徒の人生を方向づけてしまうかもしれない高校生模擬裁判選手権!大注目です。

 日本弁護士連合会のホームページを見ると、高校生模擬裁判選手権は「実演型模擬裁判の選手権」と書いています。高校生自身が"検察側"と"弁護側"に分かれて、それぞれの争点を見つけ出し、主張と証拠を整理して、実際の訴訟活動を行うそうです。要するに、高校生が模擬裁判のガチンコ勝負をするということかと思います。

 実施要項を見て驚きました。本番の83日(土)は930分から18時までとなっています。集中力を発揮して最後までやりきってください。応援しています!

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