練習メニューは主に顧問が作成していますが、「やらされる練習」ではなく「やる練習」を、
自分の課題に対してどんな練習が有効なのか、このメニューはどういう意図でどんな効果があるのか、
そのすべてを考えさせるために、週1~2程度、生徒に練習メニューを作成させています。
担当日の2日前までに顧問に、メニューや意図、効果、練習強度など、
事細かに記述させたものを提出させ、添削をし完成させます。
当日は生徒自身にメニュー説明をさせ、アウトプットを行わせます。
顧問の考えとしては、「素晴らしいメニュー」「これをやれば大丈夫」的なメニューは存在せず、
受け取る選手自身がどう考えどう実践するかが一番大切だと考えています。
頭を使って日々のトレーニングに向き合うよう指導しています。
また、公立らしく節約しながら練習用具もそろえています。
スプリント練習においては、スポンジ→ボディウォッシュ→バケツの順に、
負荷を変化させたもので、パワーをつける練習ができるようにしています。
ボディウォッシュは伸びが効き、引っかけてレジストチューブのトレーニングとして代用もできます。
バトルロープも4本購入しており、主にタバタプロトコルを用いて全身を鍛えることもしています。
メイン練習のあとに「デザート」というメニューを設定しており、これはくじ引きで決まります。
全てパワー系のトレーニングになっており、毎回の練習でMAXを出し切ることを目的としています。
さらに練習後には必ず鉄棒で懸垂と腹筋もさせています。
全てを一時的なものではなく、継続的に続けることを大切にしており、水泳部で培った継続力は、
引退後の受験生活にも通ずるものだと考えております。
泉陽高校水泳部に興味のある受験生の方は、1つ前の記事をご覧いただき、顧問までご連絡ください。