14日の午前、本校の体育館で、高津高等学校、なにわ高等支援学校、すながわ高等支援学校の生徒と本校生の「オリンピアンのバドミントン教室」を開催しました。昨年度に引き続き、指導者として、元バルセロナオリンピック バドミントン日本代表選手の岩城 ハルナさん、アシスタントコーチとしてジュニアナショナルチームコーチの中村さんに来ていただきました。
本校生と他校生あわせて５１人が参加しました。午前10時から開講式を行い、準備運動の後、岩城さん、中村さんによる実技指導、基礎的な練習と続き、最後は４校の生徒によるダブルスチームを編成しての試合などを行いました。岩城さん、中村さんも生徒と一緒にダブルスを組んで参加いただきました。パートナーとなった生徒も緊張しつつも、試合が進むにつれて、笑顔が広がっていきました。
岩城さん、中村さんからは、昨年度と同様に、バドミントンの基本となる動作や練習方法、大切なポイントなどを繰り返し実技を交えながら指導いただきました。参加生徒たちも集中して取り組み、時間を追うごとに生徒たちが上達していくのが私にもよくわかりました。本当に熱心に、きめ細やかにご指導をいただきました。
閉講式では、明日公式戦を控えている高津高校の生徒に、試合前の緊張を和らげるためのアドバイスもいただきました。「大切なのは、集中して１ポイント、１ポイントを積み重ねること。勝利はその積み重ねの結果ですよ。」とご自身のことにも触れながらの励ましでした。高等支援の生徒にとっても、卒業後の就労実現に向けての日々の積み重ねの大切さを学ぶ貴重なアドバイスであると感じました。
終了後に校長室でお話をお聞きしました。この機会をとても楽しみしていたとお聞きし、ありがたく思いました。また、短い時間にもかかわらず、生徒一人ひとりの状況をきめ細やかに把握されていることに驚きました。
岩城さま、中村さまには、昨年度に引き続き、快くお引き受けいただき本当にありがとうございました。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。