地歴部歴史見学会報告

地歴部では、数か月に1回、「歴史見学会」を実施しています。新型コロナウイルスの感染拡大により、計画をしても、中止や変更を余儀なくされることが続きましたが、状況が落ち着いていることもあり、久しぶりに見学会が実施できました。

【千利休屋敷跡】

11月21日(日)、環濠都市「堺」を訪れ、与謝野晶子生家跡、千利休屋敷跡伝承地、南宗寺などを見学。堺観光ボランティア協会の方から、丁寧な説明を受けました。史実だけでなく、堺に伝わるおもしろい「伝説」も教えていただき、特に、「徳川家康は大坂夏の陣で死んだ、それも堺で」という話が印象に残っています。大坂夏の陣において、家康は敵から逃れる際に、乗っていた駕籠ごと槍につかれて重傷を負い、南宗寺に運ばれて絶命したという伝説です。それに沿うように、南宗寺には「家康の墓」がありました。

【南宗寺】

見学会は、歩きっぱなし、立ちっぱなしで、ヘトヘトになりますが、街を実際に歩くことで、皮膚感覚で歴史を学ぶことができます。

【地歴部顧問:岡田英次先生報告】