日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 校長ブログのタイトルを「校長だより 〜槻の木・日日是好日〜」としました。

 

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」・・・書などでよく見る言葉です。

 唐末の禅僧雲門文偃の言葉とされ『碧巌録』第六則に記述されています。

 『 挙。雲門垂語云。十五日已前不問汝、十五日已後道将一句来。自代云。日日是好日。 』

 大意:「雲門文偃は、弟子たちに『ここまでの15日間のことはお前に問わないが、これからの15日間をどうするか一言で言ってみよ』と問い、誰も答えなかったので、それに自ら答えて『毎日が良い日だ』と述べたというが、これはどういうことか」。

 「日日是好日」はさまざまな解釈があります。

 ★「毎日が良い日となるように努力するべきである。」

 ★「良いこと悪いことという判断から離れて、今この時を生きることが好日につながる。」

 ★「好悪の判断をせずにあるがままを良しとして受け入れるべきである。」

 私は、「今日をしっかり生きることで、素晴らしい明日(未来)が来る」と、理解しています。「当たり前のことを当たり前に」行う。槻の木高校にふさわしい言葉だと思います。