性教育は、人権教育・生き方教育

平成29年度高槻市小中学校養護教諭・教員対象の人権教育研修が7月14日(金)に高槻市教育会館で開催されました。テーマは『生き方としての性教育』。講師は本校指導教諭小川先生、養護教諭西先生・秋鹿先生の3人でした。本校は茨木市にあるしかも府立学校なので、市町村の研修に講師としてお招きいただくのはあまり例がなく、私も興味津々でお邪魔しました。小中学校の先生方が40人近くおられる中で、全国的な高校生の『性』の現状や小中学校からの性教育の重要性を3人の先生たちが切々と訴えられました。小川指導教諭の巧みな進行で、具体的な事例について西養護教諭が小中学校への問題提起をし、秋鹿養護教諭が本校での性教育の取り組みについてスライドを使って説明しました。まとめで「性教育は自己肯定官とレジリエンスを育てる教育の大事なパートとしてある。性教育と人権教育と健康教育は連携しあう必要がある。」という呼びかけに参加者は大きく頷いておられました。『望まない妊娠や性感染症は、避妊法等の知識を伝えるだけでは防ぐことができない。その子どもの背景にある問題に寄り添って指導しないことには根本的な解決につながらない。』ということが、受講者には伝わったのではないかと思います。3人の先生方、お疲れさまでした。ありがとうございました。

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