1学期 始業式

 本日の午前中、体育館において、令和6年度 1学期始業式がおこなわれました。体育館には、新2年生・新3年生が新しいクラスで集合し、担当の先生から成績や学校生活に関する話がありました。その後、中庭でクラス写真を撮影しました、ほどよい緊張の中、期待と不安を胸に、皆よい表情をしていました。

1学期始業式 校長講話

 みなさん、おはようございます。新しい年度がスタートしました。春ですね。春はこころが(ワクワク)し、何かいいことありそうな、そんな気がします。

 年度の始まりにあたり、わたしから話をさせていただきます。一般的な始業式であれば、ここで、学年ごとに話(メッセージ)があります。(3年生は高校生活最後の学年です)とか(2年生、新入生が入学し、君たちは先輩になります)とか...。あえて、その話はしません。なぜなら、「自分で考え行動することが何より大切なこと」だからです。間違っていても良い、自分の人生は自分で切り開くもの。出来ない事を(誰かのせい)にせず、本当の自分と向き合う。面倒ではあるけれど、とても素敵なことです。(こうありたいという自分)をイメージしながら、その実現に向けて懸命に(自分で考え判断していく)それが大事!そのためには、人の話を「きく」。そして、それを受け止め、自分の想いを「届ける」ということが必要となります。

 もうひとつ「さ・か・な」の話。さかなと言ってもFISHの魚ではありません。

 ここで一つ皆さんに問題をだします。「今さら」という言葉に続く短い文章を考えてみてください。「今さら~できない」とか「今さら~やっても仕方がない」とか...。「今さら」の後に続くのは、否定の内容です。そこで、「今さら」の「さ」の一字を「か」に替えてみます。「今さら」ではなく「今から」に続くのは...。「今から始める」とか「今から頑張る」とか...。「さ」を「か」に替えただけで今度は、前向きな内容になります。さらに「か」を「な」に替えて「今なら」にすれば...。「今ならできる」「今ならわかる」等、「チャンス到来」という響きを持つようになります。

 さて、皆さんは今、高校生。人生100年時代。これからまだまだ長い人生を送ることになります。その道は楽しく、充実したものであることを願いたいところですが、一生の間には乗り越えることが容易でない壁に当たることがあるのも事実です。そんな時、「今さら」と諦めてしまえば、チャンスを逃してしまいます。何をするにも遅すぎることはありません。「今から」やればいい。「今なら」できるかもしれません。皆さんには「さ」を「か」や「な」に替える道を歩んでほしいと思います。そして、我々伯太高校の教員は皆さんのそんな前向きな思いをこれからも応援したいと思います。 

 さあ、「この瞬間から【とことん】ベスト」です。ひとつひとつ積み上げ笑顔あふれる学校にしていきましょう!

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