松下幸之助さんがつまらなさそうに電球を磨いている従業員にかけた言葉。
「君、ええ仕事しとるなぁ。」「この電球はどこで光っているか知っているか?あんたが磨いたその電球で町の街灯に明かりがつく。その街灯のおかげでどうしても夜遅くに駅から家に帰らなあかん女の人、いつも怖い思いをして帰っていた女の人が安心して家に帰ることができる。」
さらに、次の言葉を継ぎます。「本を読んで勉強している子どもらがおるやろ。そんな子どもらが、夜になって暗くなったら字が読めなくなって、勉強したいけどできなくなる。そこで、あんたの磨いた電球をつけるんや。そうしたら、夜でも明るくなって子どもらは読みたい本を読んで勉強できるんやで。あんたの磨いてるのは電球やない。子どもの夢を磨いてるんや。もの作りはものを作ったらあかん。その先にある笑顔を作るんやで。」
「いい仕事」の原点について考えさせられる、(あったかな)そんな言葉でした。