8/1(水)第39回「自立活動」教育講演会 実施

 本日、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)において、大阪肢体不自由自立活動研究会と大阪知的障がい自立活動研究会の共催で、「自立活動」教育講演会を行いました。両研究会が発足したのは、昭和50年代で、ちょうど当時の養護学校が義務化された前後の頃のこと。現在のように専門書も多くなく、インターネットでの情報収集もできなかった時代で、障がいのある子どもたちの指導方法が十分に確立、共有されていない中、当時の先生方が、何とか自分たちで学んでいこうと立ち上げた研究会です。

 大阪府外の先生方も含め、400人以上の方に学ぶ意欲を持って参集いただき、会場がいっぱいになるほどでした。先生方の意気込みは大変嬉しいものであり、心強い限りです。

 今回は、和歌山県発達障害者支援センター顧問、日本LD学会副理事長の小野次朗先生をお招きし、『発達障がいのある子どもの理解というステージを越えて~支援や指導の質を高めていくために必要なこと~』と題して、ご講演いただきました。

 「特殊教育」から「特別支援教育」に転換されて10年以上がたち、発達障がいへの理解が高まりました。より高まるニーズに応えるべく、より適切な支援、指導とは何かという観点で、わかりやすい言葉で整理していただきました。今後の指導に役立つものと思っています。

 最後に、本校が幹事校となり、担当の先生方には、早くから講演会の準備を進めていただきました。また、本日も多くの先生方に裏方として協力していただきました。先生方の努力に感謝!!