8/6(月)近肢研 第36回 夏季研修会

 本日、ホテルアウィーナ大阪で、近畿地区特別支援学校肢体不自由教育研究会 第36回夏季研修会が行われ、近畿地区から500人を越える教員が集まりました。

 今回は、大阪府立交野支援学校が主幹校となり、近畿地区の先生方のための研修会を準備されました。担当された方々には感謝申しあげます。

 午前中は、特定非営利活動法人地域ケアさぽーと研究所の代表 飯野順子 氏を講師にお招きし、 ~「たのしく、自分らしく生きていきたい!」との願いに応えるために~「生涯にわたる学びの力を育てる質の高い授業づくりのポイント」という演題で講演がありました。

 飯野氏は、東京都立養護学校や東京都教育庁での勤務経験、都立養護学校長等、豊富な経験をお持ちで、現在は、医療的ケアの必要な方の卒業後の人生の支援という観点から「訪問カレッジ」の活動に尽力されています。

 講演では、子どもの視線で授業を考え、子どもがワクワクする「しかけ」を盛り込むヒントとなるお話を熱く語られました。講演を聴いた先生方は、きっと新しい授業づくりに向けて、いろいろと思いをはせたのではないでしょうか。

 また、午後には、「ファシリテーションボール・メソッド」、「明日から使える呼吸管理」等、7つの実技講座が用意され、それぞれに別れての研修となりました。

 夏休みは、少しゆとりができて、授業を見直す良い機会です。近畿地区の先生方は、本日の研修を参考に、2学期に向けて準備を進められることでしょう。