8/8(木)立秋・・・

 暦の上で『二十四節気』と呼ばれる、「1年を24つに区切って季節を分ける考え方」があります。その中で、この立秋は「立春から数えて13番目」にあたり、今年は8月8日です。立秋の他には秋分、春分、夏至、冬至、立春、立夏などが有名です。

 これをどうやって決めるかというと、理科で習ったと思うのですが、覚えていらっしゃるでしょうか。そう、地球と太陽の位置の関係をもとに決めています。先ほど述べた"秋分、春分、夏至、冬至"が一番わかりやすいのではないでしょうか。

 地球は自転と公転を繰り返しています。1日周期で地球そのものが1回転(自転)、1年周期で太陽の周りを1回転(公転)しています。地球から見ると、太陽が1年かけて動いていくように見えますが、この太陽の見かけ上の通り道を"黄道"と呼んでいます。

 黄道の経路1周を24分割した15°間隔で"二十四節気"が定められており、1日約1度進むため約15日ごとに二十四節気が割り当てられています。春分、夏至、秋分、冬至は90度間隔なので、立秋は夏至と秋分のちょうど中間となる日です。立秋から立冬までが「秋」ということになります。

 ちょっと理科の話になってしまいましたが、立秋の意味合いは「秋を感じ始める季節」ということなんですね。

 しかし、今日も朝から暑いですよね。現在、校長室の気温は30度を超えています・・・。蝉の鳴き声が若干弱まったようにも思いますが、まだまだ猛暑が続きます。みなさん、暑さに負けず、体調には気を付けて過ごしましょう。

 日本に立て続けに台風が接近しているのも気になります・・・。