枚方支援学校では、キャリア教育の視点を取り入れ、「自分=理解」 「つながり=コミュニケーション」 「チャレンジ=考動」を日々の実践で大切にしています。今回は「自分=理解」の中から「社会で生活する力(金銭や時間の管理、移動)」についてご紹介します。
2月に校外学習でららぽーと門真へ行きました。これまで4年生は、レストランで食事をしたり切符を買って電車に乗る経験を通して学校外での移動や金銭の授受について学んできました。今回は、フードコートへ行き、自身の食べたいメニューを自身で注文してお金を払う初めての経験をしました。
事前学習で練習したように、子供たちは声で注文を伝えたり、メニュー表を指さししたり、写真カードを渡して伝えることができました。そしてそれぞれが持っているお財布から1000円を出して渡し、お釣りとレシートを忘れずに受け取ることもできました。
金銭や時間の管理とは離れますが、出来上がったご飯を受け取る際や、食べ終わった食器を下げる際に「いただきます」「ごちそうさま」と素敵な挨拶もすることができました。
ららぽーと門真から学校までは電車を使って帰ってきました。改札に切符を入れて出す...これまで数回経験してきたことですが、切符を入れる際は少し緊張している様子の子供たち。教員の「切符入れるよ」「出てきた切符取ろう」という言葉かけを聞いて問題なく改札を通ることができました。
電車が好きな子供たちですが、楽しくなっても、声を小さくしたりひそひそ話したりと電車内でのマナーも守ることができました。