2016年7月25日(月)~8月5日(金)に実施しました。
本校の卒業生で、京都大学で研究をしておられる大先輩の研究室を訪問させていただきました。最先端の研究を体感するとともに、近しくお話を伺い、進路意識を高める貴重な機会を得ることができました。
訪問させていただいた研究室は以下の通りです。
① 文学部 松村朋彦 教授 7月25日(月)
② 農学部 柴田昌三教授,奥本裕教授 7月26日(火)
③ 量子理工学研究センター 高木郁二教授 7月26日(火)
④ 化学研究所 阪部周二教授 7月26日(火)
⑤ 工学部 太田快人教授 8月2日(火)
⑥ 教育学部 溝上慎一教授 8月4日(木)
⑦ 経済学部 諸富 徹教授 8月5日(金)
⑧ 総合人間学部 廣野由美子教授 8月5日(金)
<参加した生徒の感想>
量子理工学研究センター(高木 郁二教授)を訪問して
僕が今回この研究室訪問に参加しようと思った理由は、化学の授業でこの分野について習い、興味が湧いたからです。高木教授のお話を聞くまでは放射線を身近なものには感じていなかったのですが、講義で放射線とは常に飛び交っていて、微量なら浴びた方が身体に有益だという説もあることがわかり、放射線に対する自分のイメージが変わりました。
講義での発見はこれらだけでなく、原子力発電に変わる新しいエネルギーについても教えていただきました。太陽で起こっている反応を利用して発電する「核融合炉」と呼ばれるもので、これが完成するとエネルギー資源の乏しい日本にとって有力なものになるのだそうです。
この研究室訪問という経験を通して、授業で習ったことにより興味が湧き、原子力についてとてもたくさんのことを学びました。高木先生、ありがとうございました。
1年 吉田健悟