いよいよ共通テスト出願です

 9月中旬とは思えない暑さが続いています。

 3連休明けの16日から、共通テストの出願が始まりました。今年からオンライン出願になり、学校を通さず、受験生が個人でも出願できるようになりました。しかし、本校では7月のマイページ作成、そして本日の出願も、担任の先生の指示のもと、クラスで一緒に入力しました。

 また今日は読売新聞の方が、オンライン出願が始まったことの取材に来られました。記者さんが入ったクラスは普段とても大人しいそうですが、今日はテンションが高めだったそうです。次の写真でカメラを構えている方が記者さんです。

 入力はスムーズ...とはいきませんでした。多くの人は写真のアップロードでつまっています。写真の容量が大きすぎると「413 Request Entity Too Large」というメッセージが出るそうです。生徒たちは「お前の顔が大きいねん!」と盛り上がっていましたが、生徒たちの話を総合すると、スマホで撮った写真がはじかれ、証明写真やクロムブックで撮った写真は大丈夫なようでした。

 新聞記者の方と直接お話する機会は初めてでしたので、待ち時間の間にお話を聞かせていただきました。新聞記事は中学生が読んでもわかるように書いているそうです。私たちも小論文を指導することもありますので、簡潔で読みやすい文章を書く秘訣も教えていただきました。

 また、社会で起こっている、いろんな場面に直面している記者さんから見て、「今の高校生が社会に出ていくために身につけるべき、必要な力は何だと思いますか(進路指導をする上で、一番気になっている)」とお聞きしたところ、「あくまでも個人的な意見です」と前置きされたうえで、「今は〇〇が必要...と言われても、高校生が社会に出るころには、世の中の価値観も変わっている。だからそれに縛られず、むしろ自分が好きなことに伸び伸び取り組み、興味があることを深めればいいと思います。」とおっしゃいました。取材内容とは全然関係のない話にも丁寧に答えてくださり、いい機会をいただきました。

 教室では出願までいかなかった人も多かったそうですが、5時半ぐらいに担当の先生が確認したところ、300人以上の人は無事入力できたようです。まだ入力できていない人や、入力内容に不備があった人のフォローをしながら、何とか今週中に全員の入力が終わればと思っています。

 共通テストまであと122日です。