サイエンスツアー【2日目】@飛騨天文台

7月30日、サイエンスツアー2日目は飛騨天文台を訪問しました。

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以下、参加生徒のレポートです。

 飛騨天文台には4つの大きな望遠鏡があり、特に気になったのは、ドームレス太陽望遠鏡(DST)と太陽磁場活動望遠鏡(SMART)です。ドームレス太陽望遠鏡では、太陽のプロミネンスを観測していて、分光観測という方法で観測しているみたいです。分光観測を行い、その波長をずらしていくことで、異なるプロミネンスの構造が見えることがわかりました。そこからプロミネンスの構造を見ることが出来ることで、プロミネンスの内部がどうなっているのかや、プロミネンスが起きている太陽の部分はどうなっているのかなどが観測することが出来るのではないか思いました。また、ドームレス太陽望遠鏡ではフレアの観測もでき、フレアは時間が経てばどのようになるのかが観測することができるというということがわかりました。 また太陽磁場活動望遠鏡では、太陽のフレアなどの爆発で生まれる放射線や大量のプラズマなどの観測が出来ます。そして、その観測が出来ることで、それらが与える影響などについて考えることができ、事前に対策することなども出来るのではないかと思いました。また、太陽磁場活動望遠鏡では、太陽から吹き出す噴出現象もとらえることができ、プロミネンスの噴出なども観測できます。今、実現しようとしている宇宙天気予報には、太陽を常に監視する必要があり、そのためには、この飛騨天文台が必要であることがわかりました。飛騨天文台にある望遠鏡ではそれぞれに役割があることを知り、それらが世界で役に立っているということがわかりました。

 私は、天文台への見学に行く前までは、太陽について中学校で習った分の知識しかなかったので、黒点は単に太陽の一部の温度差によってのみ出来る物で、温度が低いので黒く見えているだけで温度以外に太陽の他の部分との違いは無いと思っていたので、まず黒点が磁場を持っていると知って驚いた。しかも、黒点で1つの磁石ではなく、1つの黒点が片方の磁極となっていると知ったことにより、S極とN極はセットだと思い、黒点は2つセットだと考えると、中学校で習ったはずの温度が周りより低くなっただけで出来ているという認識だけではダメだと思った。そう考えると、ほかにもたくさんの因果関係がありそうでとても面白そうだと思った。 更に、例えば(N極,S極)(N極,S極)と並んでいる際、違うペアの磁力線が近づきすぎたときに外側同士、内側同士の磁力線がくっつくという話を聞いて、これは2つの磁石を近づけてくっつける時も同じことが起こっているのではないかと思った。見せて頂いた画像では下に地面があったため磁力線は上にのみ伸びていたので内側同士の磁力線はとても短くなっていたけれど、磁石だと上のみでなく下の磁力線も見ることが出来るので、今度実験をしてみようと思った。 前まで、私は太陽フレアについてオーロラのイメージしかなかったけれど、人工衛星に支障をきたしたり、アメリカからの飛行機の経路を大幅に変更せざるを得なくしたと知り、確かにオーロラは綺麗だけどその分悪影響もあると知れてよかった。 今回、天文台の見学によって太陽や宇宙についての興味がより深まってとても良い経験になったと思う。