続いて部活動の話題です。いつも多くの話題を提供してくれる なぎなた部 が近畿大会で結果を残してくれました。
2月4日（日）にプロシードアリーナHIKONEにて開催された第３６回近畿高等学校なぎなた選手権大会演技の部において山田・竹川ペアがベスト８に進出です。
公立高校の部活動の衰退が言われて久しい中、強豪私学に混じって近畿大会に出場し、さらにベスト８に進出するという快挙は、日頃の地道な稽古の賜物です。同日に行われた団体戦は１回戦敗退となりましたが、2年生6名（写真）は有終の美を飾ってくれたことになります。
三国丘高校には全日制の他に定時制があります。教室や特別教室等の施設を供用する仲間です。夕刻から登校する定時制のみなさんに極力迷惑を掛けないよう、それでいて部活動時間を確保するために、全日制の始業時間が少し早く設定されています。1時間目が8時20分に始まり6時間目は14時45分に終了します。7限授業の曜日もありますので、部活動は短時間にどれだけ集中できるかの真剣勝負です。言い換えれば、部員たちは毎日、時間の有効活用の訓練をしていることになります。
なぎなたという競技はメジャーではないので、中学校までに経験した生徒は皆無といっても良い状況です。与えられた時間を、少しの無駄もないように有効に使い、指導者の言葉を聞き逃さないように集中して稽古に励んだ結果が今回の戦績です。
本年度の三国丘高校の部活動入部率は102%。勿論、すべての部員がこのような実績を残すわけではありませんが、共通して言えるのは時間の使い方を身をもって学ぶということだと思います。三国丘高校を志望してくれている中学生のみなさんには、なぎなた部の活躍を知っていただくことを通じて、本校で部活動に励む意味についてもわかっていただけば...と思っています。
おめでとう！なぎなた部。後輩たちが続いてくれることを祈っています。
