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【81期生入学式】 我が子に送る言葉は「キットだいじょうぶ!」

 今日は、81期生の入学式でした。謎のタイトルをつけましたが、「なんのこっちゃ?」と思った方、「変なタイトル...」と思った方、「ちょっと時間があるから、読んであげても良いかな?」と思った方、是非、読んでみてください。読んでいただいた方、特に、中学生やその保護者のみなさんが、少しでも三国丘高校に親近感を持ってもらえたら、嬉しいです。

令和8年度第81期生 入学式 式辞

 新入生のみなさん、保護者のみなさん、ご入学おめでとうございます。私は、三国丘高校の未来を担うみなさんに会える日を、楽しみにしていました。

ご来賓のお二方も、私と同じお気持ちでご臨席いただきました。三丘同窓会・後援会 会長 仲林 信至(のぶじ)様 とPTA会長 長瀬 陽子(ようこ)様 です。

同窓生や保護者のみなさんによる物心両面のご支援は、本校生徒全員にとって無くてはならないものです。この場を借りて、あらためて厚く御礼申しあげます。

今からお話しするのは、新入生のみなさんひとり一人の高校生活を輝かせる方法です。みなさん方の大先輩が送ってくださった言葉が大事なことを教えてくれています。

「シュートなくしてゴールなし」

これは、本校卒業生で、Jリーグを創設したことで有名な川淵三郎先生の言葉です。やってみなければ何の結果も得られない...何より大事なのは動き出すことだ...という意味です。

国際交流、海外研修、探究活動発表会、サイエンスディ、京都大学キャンパスガイド、大阪大学ツアー、文化祭、体育祭、部活動...三国丘高校には、シュートチャンスがたくさんあります。

不安だなぁと思っても、自信が持てず尻込みしそうになっても、まずは飛び込んでみる...その心意気が、あなたの高校生活を輝かせます。

もうひとつ、言葉を紹介します。本校卒業生で元宇宙飛行士の土井隆雄先生の言葉です。

「宇宙をめざせ」

とてもシンプルですが意味深い言葉です。

土井先生は、高校時代から宇宙に憧れ、天文部に入部し、努力に努力を重ねた結果、宇宙飛行士になる夢を叶え、船外活動をした人類初の宇宙飛行士になりました。宇宙への強い憧れが、土井先生を宇宙飛行士にしたのです。

具体的な何か又は誰かに憧れを持って、夢中になれるものを見つけたら、あなたの高校生活は必ず輝きます。

クラブの先輩、応援団長、三丘セミナーで出逢った研究者、好きな科目の先生、阪大医学部体験で教えてもらった医師、研究者、裁判官、宇宙飛行士...などなど、三国丘高校には、強い憧れを持つ対象がたくさんいます。

保護者のみなさんにも知っていただきたいことがあります。

三国丘高校生の学校生活は、とても濃密な時間です。保護者のみなさんの想像をはるかに超えた厳しい世界です。その中で我々が求めるのは、自分の頭で考え、決定し、仲間と力を合わせて行動する能力です。多くの卒業生が、今も社会で活躍しているのは、この能力を獲得したからです。

子どもたちは時に迷い、時に悩み、時に凹みます。そんな時、保護者が慌てて過干渉になったら、多くの場合我が子を精神的に追い込むことになります。親心が仇となるということです。

 そんな時は、担任や部顧問など身近な教員に相談してください。子どもが、学校で見せる顔と家庭で見せる顔は違います。親にはできないアプローチもあります。

 新入生のみなさん、私は今日から、あなた方のことを我が子だと思うことにします。

 保健室の前が校長室なので、いつでもノックしてください。校長室には、キットカットの包装紙で折った、小さな折り鶴があります。(式辞には書きづらかったので、アドリブで付け足しますが、中身のキットカットもたくさんあります)

 「この折り鶴を持っていたらキット大丈夫」いつもそう言って、大事な我が子たちに折り鶴を渡しています。

 あらためて、保護者のみなさん聴いてください。こんな校長が率いる教職員です。安心して任せてください。一緒に子どもたちを支えていきましょう。

 3年後の3月、81期生が全員、晴れやかな笑顔で卒業していくことを祈念して、式辞とします。

            令和8年4月6日     大阪府立三国丘高等学校長 藤井 光正

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