いきなり偉そうなことを言うようで申し訳ありません。最初に謝っておきます。これは、一面的な解釈だとは思いますが、学校教育というのは、教員集団と生徒集団の共同作業だと、私は思っています。誰もが納得できる方向性と明確な目標がなければ、共同作業は成り立ちません。
79期生と担任団の関係を見ると、「諦めない」という方向性と「第一志望を貫き通す」という目標を共有して、生徒の幸せのために共同で作業を行っている集団と捉えることができます。目標を達成するためには、様々な手立てが必要です。
実は、ここから先が難しいと、私は思っています。教員という大人が見せる言動が、子どもである生徒を納得させなければ、目標に近づくことすら叶いません。どんなに熱い思いを語ったところで、伝わらないときは伝わらないのです。
三国丘高校では、Shared Leadership を大事にします。探究活動の時に、強力なリーダーシップを発揮することができる1人がすべての場面でリーダーシップを発揮する集団より、それぞれのメンバーの強みを活かして場面場面を乗り切ることができる集団の方が強いと教えます。79期の担任8人は、それぞれに与えられた役割をしっかり果たし、互いにフォローし合う Shared Leadership の関係が成り立っている集団だと思っています。
学年連絡会は、これまで何度も見てきましたが、今回は、どの回よりも保護者の肩の力が抜けていたように思います。説明にあたる教員(担任)がそれぞれ違うキャラクターで自分の役割を果たし、チームとして保護者へのアプローチができていたからこそ安心感が生まれ、その結果として、保護者が楽に話を聴けたのではないかと思います。
保護者の役割はストレスフルだと思いますし、愚痴のひとつも言いたくなると思いますが、担任団が示す方向性と目標を共有し、チームの一員であることを自覚していただければ、生徒は幸せになれると思います。修学旅行で、台北市内自由散策という、どの学校も成しえなかった(企画さえしなかった)難題に答を出した79期が、次は何を見せてくれるのか、今からワクワクしています。


