少なくとも、令和4年度以降で初めての体育館開催です。担当の先生から、「PTA総会・進路講演会に参加する保護者の人数が予想を大きく上回ったので、多目的ホールでは開催できません」と聞いたときは、本当にびっくりしました。急遽、会場を体育館に変更しての開催となりました。
最初にPTA総会を行い、その後短い休憩を挟んで進路講演会をするというプログラムでしたので、きっと後半から参加者が増えるのだろうと、高を括っていたのですが、なんと、PTA総会が始まる時点でほぼ満席です。案内を担当してくれていた先生方が気を利かせてくれ、後から来られた保護者を空席に案内してくれたので、何とかスムーズに議事が進行できました。
PTA総会が終わるころには、壁沿いに立っている参加者が30人以上はいたと思います。すぐにパイプ椅子を追加して、進路講演会が始まりました。写真は、進路講演会が始まった時に写したものです。
まず演壇に立ったのは、本校進路指導主事の中屋先生。「2026年春の進路状況」についてのお話でした。
今春卒業した78期生に関するデータをもとに詳しい説明があり、最後に、「保護者のみなさんへのお願い」という話がありました。お願いは4つでした。①黙って見守る ②関心を持ち、話を聞く ③予め、受験や大学選びの条件を話し合っておく(浪人や下宿が可能かどうか等) ④受験費用や進学費用の準備をしておく。③や④はご家庭によって事情が違うと思いますので、できるだけ早めに動き出すのが良いのだろうと思いました。①と②は難しいと思いますが、一番しんどい(プレッシャーやストレスがかかっている)のは他ならぬ本人(子ども)だということを肝に銘じておけば、自然体で接することができるのではないかと感じました。
続いて、「近年の入試動向」について解説してくれたのは、河合塾天王寺校の佐藤さんです。毎年、お話ししてくれている方です。わかりやすいと思ったのは、高校入試と大学入試の違いです。高校入試は「保護者>生徒」、大学入試は「生徒>保護者」だという話でした。高校入試の選択肢は生活圏の学校数校だが、大学入試は全国規模。高校入試は塾への依存度が高いが大学入試は学校の勉強がベース。将来を見据えて無限とも言える選択肢の中から方向性を見出すのだから、本人(生徒)の志望が何より大事という説明でした。お金にまつわるリアルな話もありましたので、参加してくれた保護者のみなさんの多くが、大学入試をより身近なものと感じたのではないかと思います。
「大学入試は人生の通過点」と表現した、中屋先生の言葉が印象に残っています。人生の通過点を逃げずに通過させるために寄り添い、背中を押すのが、我々教員と保護者の役割だとあらためて実感しました。ご参加いただいた保護者のみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
