この会では、私たちの主治医様などでいつもお世話なっている医師のみなさま、看護師、福祉関係者などが集まってくださいました。

「在宅医療」において移行(Transition)とは一般的には「病院」から「自宅」へ、訪問看護や地域の福祉施設への連携ということが良く議論されています。本シンポジウムでも新生児や小児医療にかかわる病院が小児医療から15歳以上の医療にどう移行するのかや訪問看護ステーションや福祉施設が小児期から成人医療にどうつなぐのかが話題になっていました。診療報酬がどう違うので...みたいな話題もありました。

私たちは「教育」の立場からのお話をしました。在宅医療は学齢期においては、学校にどのように安心して通えるのかが大切な事でした。しかし、医療的ケアを受けながらも「自分の将来を考え、社会参加を実現する」ことが教育的な課題です。さまざまな支援のおかげで「医療的ケア」は学校に定着し安全に実施されつつあります。さて、その次の「社会参加」の実態はどうでしょうか。

「医療的ケアがあるからあきらめないといけないの?」...将来の夢を持ちながらもそのように制限のある社会であってはいけません。本校卒業生が「あきらめずに、やってみたらできた。」とあちこちに断られながらも、「挑戦して」実習をかさね、最後は複数の事業所(お金が稼げるところ、安心したケアが受けられるところ等)を組み合わせた1週間を過ごすことができるようになった事例を紹介しました。
私たちことが、すこしわかってもらえたかな。協力してくれた皆さんありがとうございました。
