スマートフォンの普及により、高校生の多くがスマートフォンを所持しています。
その一方で、スマートフォンがきっかけとなるトラブルや事件が社会的な問題となっています。
本校でも、情報科の授業において4月に実施したアンケートで、1年生のうち95%以上がスマートフォンを所持していると回答しました。
多くの生徒が使用している、またこれから使用するかもしれないスマートフォンと自分の付き合い方について考えてほしいと思い、1年生の「社会と情報」において実践した授業について報告します。
夏休み中の課題として、生徒たちには、スマホのルールについて呼びかける標語の作成を課しました。
夏休み明けの授業では、生徒たちが提出した標語をクラス内で鑑賞します。
各々が工夫しながら、いろいろなテーマの標語を作成していました。
・スマートフォンへの依存
・個人情報や著作権の問題
・書き込みによるトラブル
・架空請求
などテーマは様々です。
中でも多くの生徒たちが選んでいたテーマが、歩きスマホ、ながらスマホについてです。
事故によって自分や人の未来を変えてしまうかもしれない歩きスマホ、ながらスマホへの危険性への意識が高い様子がうかがえました。
同じクラスの生徒たちが考え、呼びかけた標語が、スマートフォンと自分の付き合い方について考えるきっかけになればと思っています。
クラスで行った投票で、上位に選ばれた標語作品は現在、1階玄関前に掲示しています。
授業を行った1年生だけでなく、他学年の生徒、中学生、保護者の方々等多くの方に見ていただきたいと思っています。
学校に来られました際には、ぜひご鑑賞ください。