3/27(火)の朝、桜がキレイに咲く中、下足室前に30名ほど1・2年生が集合。
何かというと、この日は、お隣の大阪産業大学さんの会議室をお借りして生徒リーダー研修が行われました。
生徒リーダー研修は、3年前から毎年この時期に開催されています。
今年で3回目。
さまざまなワークショップを通して、コミュニケーション力を高め、生徒間の関係性を強化し、クラブ活動や体育大会や文化祭といった行事でリーダーシップを発揮し、チームを牽引する人材の育成をめざします。
まずはじめに、会場を貸していただいている大阪産業大学の方からのお話。
勉強だけじゃなく、コミュニケーション力の大切さをユーモアいっぱいに語っていただきました。
いよいよ研修スタート。
最初は、緊張をほぐすアイスブレイク。
声を出さずに50音順に並び、円を作るネームチェーンというワーク。
口パクや手のひらに指で名前を書くなど工夫して人のチェーンをつなぎました。
続けて、前の人が手を叩いたら次の人がすぐに手を叩き、これをいかに早く一周させるかというワーク。
アイデアを発表してくれる生徒もいて、タイムをどんどん縮めていきました。
ここからが本番。
まずは、エコグラムの作成。
質問項目に答えて、折れ線グラフをつくり、自分はどんな性格で、どんな特徴があるんだろうということを考えるワーク。
その後、結果を班員でシェアし、各自、自分の性格・特徴を分析しました。
続いて、絵を見ずにペアの人が言う特徴だけを聞いてその絵を描くといったもの。
一方的に説明されるだけでは難しい。いかにうまく説明し、聞く側もどう質問するか考えて絵を描きました。
休憩を挟んで午後の部。
まずは体を動かそうということで8人グループで一列になりフラフープをくぐるワーク。
いかに早くくぐれるか、アイデアを共有し合いスピードを競いました。
次に、ストロータワー。
12本のストローと1mのテープだけが各班に配られ、ストローとテープを上手く使って、いかに高くできるかというワーク。
こうでもない、ああでもないと考えに考えて協力し合い、1mオーバーの高さのタワーを作った班もありました。
ここで、この春に野崎高校を卒業したての先輩3名が参加し、体育大会応援団を経験してきた自身の経験談、苦労話もしてくれました。
在校生の今後の参考になったことでしょう。
最後のワークは、卒業生も参加してのコンセンサスワーク。
コンセンサスとは「合意形成」のこと。
お互い納得しあえるまで話し合って合意形成をはかるという内容。
その前に、まずは、各自の理想のリーダー像をピラミッド型にランク付けしました。
そして、いよいよ本日の最終ワークショップであるコンセンサスワーク。
各班で各自のランキングを共有し合い、今度は各班でランク付け。
それぞれ意見が違う班員にどう納得してもらうか、例も交えながら、各班で合意形成が行われました。
最初は緊張していた生徒たちですが、さまざまなワークを通して、緊張をほぐしながら、自分の意見を伝えるのはもちろん、他人の意見も尊重し、そして協力し合ってきました。
今日の経験を活かして、クラブ活動に行事、クラスも盛り上げて引っ張っていってくれることを期待しています!
めざせ!未来のリーダー!