9/11(火)の午後、この日は3年生の人権講演会

講師には、とあるスポーツのなんと元日本代表の方にお越しいただきました!

それは誰かといいますと、
2000年シドニーパラリンピック 男子車いすバスケットボールでキャプテンを務められた根木慎志さんです。

根木さんには昨年もお越しいただき、講演をしていただぎした。

登場されてから、自己紹介や競技用車いすや車いすバスケットボールの説明、デモンストレーション
最初は緊張してか大人しかった生徒たちですが、
 
車いすバスケのデモンストレーションになり、根木さんがシュートを決めると拍手喝采!

難易度のとてもとても高いスリーポイントシュートは、ウォーミングアップの時間がほとんどなかったにも関わらず、
2投目でバシッと決まり、歓声があがりました!

続いて体験コーナー

各クラスの代表生徒が対決!
 
 
 
 
なかなか思うようにプレーできず苦戦するも、みんなの応援のパワーもあり、時間が経過していくたびに出場生徒の積極性も出てきて、楽しんでいる感じがよく伝わってきました!

そして見事シュートが決まったときには歓声と拍手に包まれました!
 
 

教員チームも対決!
 
シュートが結構決まった生徒に対し、教員チームは0-0でした...
が、大変白熱し、盛り上がり、会場が一体となりました!

その後、根木さんからのお話
 
ご自身のこれまでの体験や思いなど、たくさんのことを語っていただきました

車いすを使っていることが "障がい" ではない。
"生きていく中で困ること" が "障がい" である。
たとえば、"点字ブロックに物を置くこと"。これが "障がい"

講演後、控え室で根木さんとお話をしていると、
マツコ・デラックスさんとテレビに出演した際、マツコさんが車いすに乗って木の棒を使った段差体験で「5㎝ほどの木の棒が山にみえる」といっていたそうです。

段差という "障がい" を "作っている" のは "社会"
段差という "障がい" を "取り除く" のも "社会"

こういった当事者(=この話では車いすを使っている人)の目線に立った考え方が大切で、十人十色、いろんな人が一緒に生きている(=共生)という世の中の多様性を認め合い、共に生きていくことが必要です。

根木さんは「応援」の力、夢に向かって目標を持って頑張るというお話もしてくださいました。

車いすバスケ体験の前に、応援が力になるというお話をしていただきました。
その効果もあり、車いすバスケ素人である生徒たちでもシュートが連発したのではないでしょうか?
友だちや頑張っている人がいたら応援してあげましょう!必ずあなたの応援は、その人の力になります!

夢や目標を持つというお話も生徒の心に響いたのではと思います。

夢や目標がない状態では「ちゃんとやりなさい」「頑張れ」といわれてもなかなか燃えにくいものですが、夢や目標を持っていると、大変なことや練習であっても、夢や目標に向かって頑張る、そのためにどうしていけばいいか考えられるようになる。

夢や目標を持って、困難なことも楽しんでやっていける。

これからの人生の参考にしてもらえたらなと思います。

根木さん、講演会で日本全国各地を巡る大変お忙しい中、野崎高校にお越しいただき、本当にありがとうございました!!
これからのますますのご活躍、期待しております!!
