12月考査終了後、全体ミーティングを行いました。
今回は、スポーツメンタルトレーニングということで、大会で最大限に力を発揮するための要因である、
心・技・体のうち、心のコントロールの方法について学びました。
まず、大会やレース前、自分が「さがり」の状態か、「あがり」の状態になってしまうのかを確認します。
そこからゾーンの状態にもっていくための対処法を学びます。
次に、クラスタリングシートによって、過去のゾーン体験を思い出し、
そのときの調子、環境、小さなことから書けるだけ書き出していきます。
ある程度時間が経ったら、席を離れて、部員のシートを見に行きます。
もう一度自分の席に戻り、いろいろな観点から、さらに自分のゾーン体験について細かく記述していきます。
今回の講習を通して、自分のゾーン体験時の要因や環境を見つめなおし、
今後、大会前どのような心理的コンディショニングをしていけばよいのかを考えました。
一発で結果を出さないといけない大会で、最大限の力を発揮するために、
今回学んだことをこれからに活かしてもらいたいと思います。
また、このようなセルフコントロールという心理技法は、水泳だけではなく、
大学受験などにも役立つものになります。
水泳部の活動で学んだことを、将来にもつなげて欲しいです。