12月25日(月)~28日(木)に大阪体育大学にて合同強化合宿を行いました。
大阪体育大学、天理大学、尾崎泉佐野スイミングスクールをはじめとして、
多くの学生や指導者の方々のおかげで、非常に濃い4日間を過ごすことができました。
コロナの影響で4年ほど合宿は行っておりませんでしたが、夏に1年生たちから、
「先生!合宿したいです!」
この声からすべては動き出しました。約半年かけて企画した合宿でした。
顧問自身、現役時代に目立つ実績もなく、経験した合宿はただただきつかったことを記憶しています。
もちろん達成感はあったものの、もっと有意義なものにできるのではないかと考えておりました。
合宿だからといって特別な負荷ばかりかけるのではなく、集団生活の中で仲間や外部の方と、
たくさんコミュニケーションを取り新しい知識や技術を習得し、
頭を使って仲間と切磋琢磨し、理論をもとに強化したいという思いがありました。
その方針が、大阪体育大学 浜上先生と合致し、今回の合同合宿の企画に至りました。
[スケジュール]
-1日目-
AM:クリスマスパーティ(泉陽高校水泳部OB宮本シェフよりケーキ作成キット提供)
PM:レペティション(大阪体育大学浜上先生)
-2日目-
AM:乳酸リムーバルについての講義とスイム(泉陽高校藤本)
PM:ストレングス(大阪体育大学安田先生)
スキル(大阪体育大学浜上先生、サンケイST東條コーチ)
レース水着試着会(ミズノ中野さん、大滝さん)
-3日目-
AM:大阪体育大学男女合同メイン(大阪体育大学浜上先生)
PM:エンデュランスキック(尾崎泉佐野スイミングスクール植谷コーチ)
-4日目-
AM:エンデュランス(大阪体育大学浜上先生)
レース分析の意義と活用方法(日本水泳連盟佐藤先生)
PM:スプリント(天理大学金子先生)
ケアの意義と方法(トレーナー西村亮馬さん)
あり得ないほど豪華なゲストの方々と内容でした。
今回は顧問もすべて練習に参加し、生徒の目線に立ち、
「がんばれ」ではなく「がんばろう」といえるように、練習のキツさを共感し、
生徒たちの努力量を上げること、またこの外部からの新鮮な環境をそのまま
受け止めてもらおうと考えておりました。
生徒たちの成長や頑張りへの感動と、29歳の身体のダメージとで涙が出そうになった合宿でした。
2023年も泉陽高校水泳部はたくさんの方々のサポートのおかげで大きく飛躍できた年になりました。
2024年こそは全国インターハイに出場します。