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8/20(火)第44回 近畿特別支援学校知的障害教育研究大会 和歌山大会

 今週は、月曜から毎日出張が続きます・・・。

 今日は(20日)は近知研和歌山大会に行ってきました。近畿地区の特別支援学校知的障がい校の教職員が集まる研修会です。昨夜は、和歌山市や府内の一部でも大雨警報が出ていましたので、今大会を担当する和歌山県は「気が気でない」状況だったとか...ご苦労様です。

【研究主題】『これからの時代に求められる資質・能力の育成と授業改善』

         ~社会に開かれた教育課程の実現に向けて~

 午前中は、国立教育政策研究所総括研究官の福本徹 氏から「新学習指導要領を踏まえた授業作り」という演題で講演が行われました、来年度から小学部で新学習指導要領での学びがスタートしますので、研究大会等では学習指導要領に関するものが続いています。 講師の方は企業での技術職としての経験のある方で、これまでとはまた違った切り口で、新学習指導要領のキーポイントを解説され、興味深かったです。

 例えば、「資質・能力を身につけるために」と言われていますが、"なぜ資質・能力が必要か"という話。「内容を学ぶ」と「問題を解決できる」わけではないし、「理解」よりも「納得」することが大事で、「納得」のための「吟味」が必要だと言われていました。

 なんとなく、当たり前のように受け入れている表現にも注意が必要ということですね。

 

 午後は7分会に分かれ、私は第7分科会(学校経営部会)に参加してきました。管理職としてのカリキュラム・マネジメントをテーマに意見交換しましたが、核となる人材の育成が急務なのはどこの学校も同様のようです。