本日(21日)は、府立箕面支援学校で看護師研修会(校長会主催)を行いました。看護師配置校からおよそ80人程度の看護師、養護教諭が集まりました。
前半は、府教育庁支援教育課の指導主事に「医療的ケアの現状と大阪府の取組み」というテーマで、お話を聞きました。『医療的ケア』という言葉が大阪で生まれたことから話が始まり、障がい福祉制度の概要、喀痰吸引等の制度、医療的ケアに関する国の動向及び大阪府の取組みという流れで説明していただきました。
福祉に関する制度や文部科学省通知等は、意識しないと、すべてを読みこなすのは大変です。ポイントを知っておくのは大事なことだと思います。
後半は、10グループに分かれて、以下のテーマで情報交換を行いました。
- 養護教諭と看護師の役割分担と連携の仕方
- 常勤看護師と非常勤看護師の仕事内容の違いや役割分担について
- 看護師間の情報共有や打合せ、ケアの割り振り方について
各校の体制には違いがありますが、他校の取組みは参考になると思います。活発な意見交換の時間となりました。
校長会からは、(このブログでも紹介しましたが)大阪府立支援学校医療的ケア検討委員会についての情報提供とともに、看護師の立場からの意見も、出席している委員から出されていることなどをお伝えしました。