枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。(キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で取り組んでいます。)
高等部3年生の理科社会では、自然災害について学習しています。自然災害時、自分の身を守るためにどうすれば良いかを考えました。生徒たちは、避難訓練の経験を思い出し、「地震が起こった時は、机の下に入る!」と積極的に自分の考えを発表していました。また、学校以外の場所で地震が起こった場合についても〇×クイズ形式で各場面を想定し、自分の命を守るためにどのように行動していけば良いかを考える機会にもなりました。
その他にも災害時に役立つ防災グッズ作りで、新聞紙でスリッパを作りました。生徒たちは、「新聞紙でスリッパができるの?」と興味を持ちながら作っていました。完成後は、新聞紙スリッパを履いて、「すごい!」、「暖かい!」、「履き心地、最高!」など、たくさんの感想を述べていました。
近年、自然災害の多い日本。授業で学んだことを活かし、自分の命を守れるようになってほしいと思います。