【高等部2・3年】 木工

枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。(キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で取り組んでいます。)

高等部23年生の職業(木工)、今回は、3年生が卒業後の授業の紹介です。2年生だけの授業は人数も少なく、やや寂しく感じられますが、木工室に入退室するときの挨拶、出欠を示す名札を返すこと、安全に作業が行えるかどうかの服装点検は変わらず、いつも通りおこなっています。授業内容は、新しく材料を買って何かを製作するのではなく、今まで作品を製作する中で出てきた廃材を利用して、ジェンガの製作に取り組んでいます。材木を使うということは、生きていた木が伐採されて、加工された後、私たちの手に届き作品製作をすることができます。安全に工作機械を扱うことや安全に気をつけて作業を行うこと、社会に出てから必要なこと、作る楽しさは勿論ですが、戴いた木の命を大切に、物を大切にすることも伝われば...と、思い、取り組んできました。これからも安全に気をつけて、楽しみながら必要なことを習得してほしいと思います。

写真の様子は、製作したジェンガが指示通りに製作されているかどうかの点検と使い心地を確認するためです。遊んでいる訳ではないですよ。

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