枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。 (キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で取り組んでいます。)
高等部2・3年の職業(縫製/クリーニング)の授業では、保健室から委託された作業に取り組みました。今回、製作したのは、「保冷剤カバー」です。
製作前には、ミシンの糸かけを確認し、直線縫いの練習を何度も行い、製作に取りかかりました。
まず、布に型紙を合わせて線を引き、布を裁断します。次に、布に縫い線を引き、その線に沿ってミシンをかけました。ミニハンドタオルは、絵柄を活かした折り方を考えて縫いました。一人ひとりが作業に取り組み、その日のうちに、完成品を保健室へ届けることができました。
初めての委託作業でしたが、ていねいに作業に取り組み様子がみられました。
人の役に立てた喜びを感じることもできました。