枚方支援学校では、キャリア教育の視点を取り入れ、「自分=理解」「つながり=コミュニケーション」「チャレンジ=考動」を日々の実践で大切にしています。
今回は「自分=理解」の中で『わかる力』、情報を理解して使う力をはぐくむ事前指導についての取り組みを紹介します。
学校、友だち、先生...。見るもの聞くもの、そして、取り組む活動も、何もかもが初めての連続。
少しでも見通しを持ち、安心して活動に向かうために、1年生の1学期は特に
"動画"を使った事前学習に力を入れました!
初めて使う教室や運動場に行くときは、教室からの行程を1年生の目線で...
内科検診、耳鼻科検診などの検診のときは、場所の確認だけじゃなく、
保健室の先生にも参加してもらって、実際にどんな風に診てもらうのかを実演...
ヒラリンピックの演技や徒競走は、先生たちが全力で楽しむ様子を!
実際に取り組む前に"動画"で見ることで、これから取り組むことへのイメージが持ちやすく、落ち着いて参加できることにつながっている様子でした。
また、「おもしろそう!」「やってみたい!」と活動への期待を持つ姿も見られました!
不安だけを持ってはじめての活動に取り組むのではなく、視覚や聴覚を使って事前に得た情報を持って参加できることは、子どもたちの経験を増やし、社会的な自立に向かう大きな一歩になると考えています。