枚方支援学校では、キャリア教育の視点を取り入れ、「自分=理解」「つながり=コミュニケーション」「チャレンジ=考動」を日々の実践で大切にしています。
今回は「つながり=コミュニケーション」の中から、『つたえる力』に着目した取り組みを紹介します!
中学部3年生は、10月12日(木)に外国語活動の授業を実施しました。
アメリカ出身のSean Napier(ショーン・ネイピア)先生から、アメリカの文化を学びました。スライドに出てくる写真やイラストを確認しながら、ショーン先生の表情や身振り手振りをよ~く観察して、伝えたい内容や思いを一生懸命読みとろうとする子どもたちの姿が見られました!〇×クイズでは、参加したほとんどの生徒が顔を上げてショーン先生に注目し、言葉は通じなくても全力で身振り手振りをして伝えよう、応えようとする姿に感動しました!
また、これまでは外国人の先生へ質問したいことなどをそのまま日本語で伝えていましたが、3年生では事前に自分たちで i padを使用して伝えたい文章を翻訳し、英語で質問することに挑戦しました!
事前にクラスの友だちの前で自己紹介やショーン先生への質問を英語で発表する練習をしたことで、子どもたちがドキドキソワソワしながらも、自信をもって発表する様子がたくさん見られました★
人から聞いて答えを得るのは簡単ですが、自ら時間と手間を使って調べ、伝える機会を設けることで、子どもたち自身の成功体験となり積み重なっていく貴重な経験になると考えます。これからの将来、気になったことや興味のあることは自ら進んで調べ、自分の世界をどんどん広げていってほしいです☆!
最後には、みんなで"If you're happy and you know it"(幸せなら手をたたこう)のダンスをしました♫元気よくはじける笑顔の子どもたちを見たショーン先生は、思わず「めっちゃ可愛い。」と日本語で伝えてくださいました♡!
言語や文化の違いを越えて、『つたえる力』の大切さを学びました。