週に２～３回は朝の正門に立って、登校してくる生徒を迎えるようにしています。「おはよ～さん！」と声を掛ければ笑顔で挨拶を返してくれる生徒がほとんどです。遅刻寸前に駆け込む生徒も居ますが、そんな時は「がんばれ！」と言うことにしています。そうすると、走りながらニコッと笑ってくれることがあります。事情はわかりませんが、遅刻しても良いと思っている生徒はいないと思いますので、「遅刻やぞ！」とか「急げ！」とかじゃなくて「がんばれ！」の方が穏やかな気持ちで１時間目の授業に臨めると思うのでそうしています。
今朝は急いで返信しなければいけないメールがあったので校長室で打っていると、いつも校門に向かう時間を過ぎてしまいました。これも遅刻と言うんだろうなぁと思いながら外に出てみると、早朝から降っていた雨が止んでいました。
空を見上げた時に、本校のシンボルツリーである校門前の３本の楠が目に入りました。ところどころに赤い葉っぱがあったので近づいてみると新芽でした。新芽という言い方が合っているのかどうかわかりません。写真をご覧ください。恥ずかしながら、新しく生えてきた葉っぱが赤い色をしていることをはじめて知りました。雨上がりに見つけた赤い葉っぱは力強く、まっすぐ上に伸びていました。
